...此際(このさい)日(ひ)を定(き)めて之(これ)を發表(はつぺう)して置(お)くと云(い)ふことは寧(むし)ろ財界(ざいかい)を安定(あんてい)せしむる上(うへ)に相當(さうたう)の效果(かうくわ)のあることゝ考(かんが)へたからである...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...もし其野宿(そののじゆく)が何(なに)かの練習(れんしゆう)として效能(こうのう)が認(みと)められてのことならば...
今村明恒 「地震の話」
...その效果は常にただ滑稽であつた...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...その直後にこそ效果のある言葉らしい...
太宰治 「陰火」
...もう無效(だめ)でござります...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...それらの根據をもつて勞力に値する大きな效果を擧げ得ようとは...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
... 65而して堅き壘壁も又塹濠も效あらず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...――單純にして效果大なり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...敵の弓箭效なきを 485見て...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...大いに威壓的な效果を生んだ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...初めは汽車の疲れの残效果(アフターエフェクト)だろうということであったが...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...此の日影の效果を豫想しての小堀遠州の考案ではあるまいか...
野上豐一郎 「桂離宮」
...恐ろしく效果的でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...實際日本語の詩歌に於て「太陽が空に輝やく」と「日輪が天に輝やく」では全然表現の效果が同じでない...
萩原朔太郎 「青猫」
...彼等の足は效(き)かなくなつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...それについての究極の效果を疑ふのである...
正宗白鳥 「今日は無事」
...若干の效用をさへもち得るのである...
三木清 「人生論ノート」
...それが具體的な生にとつて何等かの效果を現はす限り...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
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