...かへつて效力がある...
會津八一 「大學とその總長」
...これは焔(ほのほ)が天井(てんじよう)を這(は)つて燃(も)え擴(ひろ)がるのを防(ふせ)ぐに效力(こうりよく)がある...
今村明恒 「地震の話」
...そのうち卓效を奏するであらうと...
太宰治 「知らない人」
...案(あん)の如(ごと)くに效力(きゝめ)ありて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...鋭刄效を奏するや? 今わが槍に試みむ』しかく叫んで影長き大槍揮ひ投げとばし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...神はアカイア軍勢の努力の效果打ち碎き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...上着を曳くも效なけむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...下劑もむろん有效である...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...是等の事は皆斯ういふ人が骨折つて古代の文化を殘さうといふ努力をした效能が現はれたのであります...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...薙刀は再び效を奏しなかつたが敵の姿勢を立てなをさぬうちに逆に左の脛を切つ返したので...
長塚節 「撃劍興行」
...これは效きも悪いが...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...詩の表現效果について意見を述べた...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...色んな機械に利用されるダイヤモンドの效果よりも...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...最少の費用で最大の效用を擧げるといふ經濟の法則が同時に心の秩序の法則でもあるといふことは...
三木清 「人生論ノート」
...このやうな效果についての我々の觀念が...
三木清 「認識論」
...我々はその指導によつて我々の經驗の他の契機と有效な結合をなし得るのである...
三木清 「認識論」
...從てまたかの限界效用説を見棄てた****...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...果して以前だけの效果が擧げられるかどうか...
柳田國男 「兒童語彙解説」
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