例文・使い方一覧でみる「故」の意味


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...先(まづ)第一に何(なぜ)大殿様が良秀の娘を御焼き殺しなすつたか...   先第一に何故大殿様が良秀の娘を御焼き殺しなすつたかの読み方
芥川龍之介 「地獄変」

...このに観音経を誦(じゅ)するもあえて箇中の真意を闡明(せんめい)しようというようなことは...   この故に観音経を誦するもあえて箇中の真意を闡明しようというようなことはの読み方
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」

...(ゆゑ)に、どんな不漁(ふれふ)の時(とき)でも、打石斧(だせきふ)を五六本(ぽん)持(も)つて歸(かへ)らぬ事(こと)は無(な)い位(くらゐ)である...   故に、どんな不漁の時でも、打石斧を五六本持つて歸らぬ事は無い位であるの読み方
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」

...鬼となった者が(もと)つけていた襠(そでなし)をもらって...   鬼となった者が故つけていた襠をもらっての読み方
田中貢太郎 「水莽草」

...彼の優生学は何だか雑種の発生するのを大変恐れる処の科学である...   彼の優生学は何故だか雑種の発生するのを大変恐れる処の科学であるの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...御落胤か、偽(いつわ)り者か、問答しながら、顔色を見ようと――うまうま篏(はま)った」と、伊賀亮は、俯いて、眼を閉じた、越前守が、伊賀亮へ「飴色網代の駕(かご)へ、何(なぜ)、許しもなく御乗り召さる」と、いった口調は、返答によっては、差置(さしお)かぬぞ、という鋭さが含まれていた...   御落胤か、偽り者か、問答しながら、顔色を見ようと――うまうま篏った」と、伊賀亮は、俯いて、眼を閉じた、越前守が、伊賀亮へ「飴色網代の駕へ、何故、許しもなく御乗り召さる」と、いった口調は、返答によっては、差置かぬぞ、という鋭さが含まれていたの読み方
直木三十五 「大岡越前の独立」

...優しい郷(ふるさと)の母に少しも違わない...   優しい故郷の母に少しも違わないの読み方
夏目漱石 「永日小品」

...彼が郷でほんとうに身を立てるなどと...   彼が故郷でほんとうに身を立てるなどとの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「判決」

...どういう障かなかなか思う的に行きあわない...   どういう故障かなかなか思う的に行きあわないの読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...何、女性が私の恋愛を拒まなかったかと云うに、之には二つの理由があるらしい...   何故、女性が私の恋愛を拒まなかったかと云うに、之には二つの理由があるらしいの読み方
松永延造 「職工と微笑」

...限りなく一切の事の危険に曝されていなければならぬことは...   限りなく一切の事故の危険に曝されていなければならぬことはの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...初手は大人の御気嫌をとろうということばッかりで...   初手は故大人の御気嫌をとろうということばッかりでの読み方
三宅花圃 「藪の鶯」

...実はその往事を語るがである...   実はその往事を語るが故であるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...それ必然に炉(ろ)で用いるもの...   それ故必然に炉で用いるものの読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...何(なぜ)、御返事をなさらないのですか...   何故、御返事をなさらないのですかの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

......   の読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...この者は由来強硬なる織田方の執心者(しゅうしんしゃ)...   この者は由来強硬なる織田方の執心者故の読み方
吉川英治 「黒田如水」

...車騎将軍張飛のむすめは...   故車騎将軍張飛のむすめはの読み方
吉川英治 「三国志」

「故」の読みかた

「故」の書き方・書き順

いろんなフォントで「故」

「故」の英語の意味

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