...彼は放浪者として旅をしている...
...放浪者を助けるボランティア活動に参加した...
...その映画は放浪者の人生を描いたものだ...
...放浪者のように一人ぼっちで生きるつもりはない...
...放浪者として生きることに憧れを抱く人もいる...
...ゴルキーが以前(もと)放浪者(ごろつき)で...
石川啄木 「雲は天才である」
...自分はあす歸れる札幌を放浪者の故郷の如く...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...義雄自身も亦一種の放浪者にならうとは思はなかつたのである...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...国士風の放浪者...
林不忘 「安重根」
...最も偉大なるものおよび最も下等なるもの、あらゆるものの外部に彷徨(ほうこう)しながら機会をねらってる者、浮浪人、無頼漢(ぶらいかん)、街頭の放浪者、空に漂う寒い雲のみを屋根として都会の砂漠(さばく)に夜眠る者、仕事によらずして行きあたりばったりに日々のパンを求むる者、悲惨と微賤(びせん)のうちに沈淪(ちんりん)してる名もなき者、腕をあらわにしてる者、跣足(はだし)のままの者、それらが暴動にくみする人々である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...若き放浪者ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル(Georg Friedrich Hndel)は一六八五年二月二十三日...
野村胡堂 「楽聖物語」
...どうせ私のやうな放浪者には...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...更けゆく秋の夜 旅の空の侘(わび)しき思いに 一人なやむ恋いしや古里 なつかし父母私は宿命的に放浪者である...
林芙美子 「新版 放浪記」
...私達親子三人の放浪者は気安さを感じている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...あなた方がお救ひ下さつた放浪者の履歴を...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...思いがけなく放浪者になりました時に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ほんとうに御退屈でしたろう……」放浪者は淋しく笑って卓の上に残った茶碗を取上げたが...
山下利三郎 「流転」
...放浪者はひどく辞退していたが...
山下利三郎 「流転」
...あの窓から覗いて……あの煙草屋の前を力なげに歩んでいる放浪者に心を惹きつけられた……慍られはしないかと思いながら跡を逐(お)うて呼んでみたが...
山下利三郎 「流転」
...あんな小さな雑誌の名を問われたら却って困るのだった……それからあの放浪者はよく飲んだ...
山下利三郎 「流転」
...そうだったのか?」かの放浪者こそ小村が常に尊敬している...
山下利三郎 「流転」
...ここに立った一個の放浪者――...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...いや武蔵のような無禄無名の一放浪者にくらべれば...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索