...彼は放浪者として旅をしている...
...放浪者を助けるボランティア活動に参加した...
...その映画は放浪者の人生を描いたものだ...
...放浪者のように一人ぼっちで生きるつもりはない...
...放浪者として生きることに憧れを抱く人もいる...
...ゴルキーが以前(もと)放浪者(ごろつき)で...
石川啄木 「雲は天才である」
...路上の放浪者として...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...放浪者(ほうろうしゃ)であった...
海野十三 「少年探偵長」
...この鞄の底から放浪者の仮装一式を身につけて...
谷譲次 「踊る地平線」
...木蔭に飢えかつえた哀れな放浪者のように...
徳田秋声 「あらくれ」
...一人の放浪者が、一人の非人が、ある危険な乞食(こじき)が、今ちょうど町にきているらしい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無籍者にしろ、放浪者にしろ、ルンペン小僧にしろ、持込場のない行路病者にしてみたところが、当人の身性(みじょう)に不明なところがあって、果して犯罪人かどうか甚(はなは)だ不明であるものを、そのまま処刑をするということは、小の虫を殺して大の虫を抑える、時にとっての策略でありとはいえ、源松もあんまりいい心持はしなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...廣い三等待合室は放浪者の集合所のやうになつてゐて...
林芙美子 「雨」
...私達親子三人の放浪者は気安さを感じている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...あなた方がお救ひ下さつた放浪者の履歴を...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...この放浪者の真正面に立ちどまって...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...どんな邪魔でも入ってこの放浪者を連れかえることができるならむしろ喜んだろうから...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...私らのような放浪者は部屋をよく替える...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...認識不足の放浪者奴...
牧野信一 「ゾイラス」
...「まるで垂水洋鵝(たるみようが)さんの小説のようですね」小村(こむら)のこの詞(ことば)に放浪者はちょっと眼をぱちくりさせた...
山下利三郎 「流転」
...放浪者はひどく辞退していたが...
山下利三郎 「流転」
...そうだったのか?」かの放浪者こそ小村が常に尊敬している...
山下利三郎 「流転」
...放浪者――おれは...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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