...文藝を三四年間放擲して終ふのは...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...一端口外した自家意中の計画をさえも容易に放擲(ほうてき)して少しも惜(おし)まなかったのはちょっと類の少ない負け嫌いであった...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...原文と譯文とを對照して其意義を解したるのみに放擲せば...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...機械論の必然性を単純に放擲することに帰着する...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...およそ世に仕事を放擲(ほうてき)するくらい危険なことはない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...残りなく自己を放擲(ほうてき)した...
夏目漱石 「それから」
...もしベルリオーズが金儲(かねもう)けの俗事を放擲(ほうてき)して...
野村胡堂 「楽聖物語」
...事物の真理原則を求むるの鍵を放擲したるの罪なり...
福沢諭吉 「物理学の要用」
...当分あの仕事を放擲するのをすゝめたりした...
牧野信一 「熱い風」
...別段何の理由もなくさつぱりとこの仕事を放擲してしまひました...
牧野信一 「趣味に関して」
...無意義(むいぎ)だ………もう何も彼(か)も放擲つて了はうかしら!穴籠(あなごもり)してゐると謂や...
三島霜川 「平民の娘」
...堪える丈堪えたのだと云う自己に対する承認とともに万事を放擲した心境が...
宮本百合子 「有島武郎の死によせて」
...信長はやはり信長の天性にまかせて為(な)すに如(し)くはない」彼は手ぬるい「扱い」を放擲(ほうてき)した...
吉川英治 「黒田如水」
...従来の“直義(ただよし)まかせ”を放擲(ほうてき)したかのようなおもむきがある...
吉川英治 「私本太平記」
...国界(くにざかい)の小防塁をすべて放擲(ほうてき)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...中原(ちゅうげん)に出て天下を争う考えは放擲(ほうてき)せざるを得なかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...何ゆえに直ちに自余の価値を放擲(ほうてき)しないか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかし身命を放擲して野獣の餓えを充たした仏の心情は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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