...此要求を充さうとする絶望的な努力も猶斷念と放擲とに優るからである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...私はすべてを放擲して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...憤怒を以て放擲(ほうてき)したのである...
太宰治 「服装に就いて」
...他ノ一切ヲ放擲(ほうてき)シテ妻ヲ喜バスニノミ熱中シテイタラ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...発明・発見の成果は故意に放擲されたり(例えば特許権を独占することによって特許使用を全社会に向って禁止する大産業資本を見よ)...
戸坂潤 「科学論」
...何かの候補者であることを実質的に放擲して...
戸坂潤 「技術の哲学」
...全く放擲されて了う...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...なんらの指導もなしに世人を放擲するわけにゆかない...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...残りなく自己を放擲(ほうてき)した...
夏目漱石 「それから」
...別段何の理由もなくさつぱりとこの仕事を放擲してしまひました...
牧野信一 「趣味に関して」
...吾には母を放擲してまでの放浪性は抱けぬものならむ...
牧野信一 「病状」
...堪える丈堪えたのだと云う自己に対する承認とともに万事を放擲した心境が...
宮本百合子 「有島武郎の死によせて」
...こんなに幾月もほかのことは放擲(ほうてき)したふうで付ききりで看護もしていますが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...すでに活社會の選手權を放擲した者に等しい...
吉川英治 「折々の記」
...顕家は四囲の情勢から今は奈良を放擲するしかないときめて...
吉川英治 「私本太平記」
...何ゆえに直ちに自余の価値を放擲(ほうてき)しないか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...身命に執する一切の価値を放擲し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかし身命を放擲して野獣の餓えを充たした仏の心情は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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