例文・使い方一覧でみる「放擲」の意味


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...御意に召さぬ箇所は勝手に放擲して...   御意に召さぬ箇所は勝手に放擲しての読み方
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」

...此要求を充さうとする絶望的な努力も猶斷念と放擲とに優るからである...   此要求を充さうとする絶望的な努力も猶斷念と放擲とに優るからであるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...わたしは東洋人が瞑想と仕事の放擲(ほうてき)ということによって何を意味するかをさとった...   わたしは東洋人が瞑想と仕事の放擲ということによって何を意味するかをさとったの読み方
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」

...無論僕は一切を放擲して再びダンニソープに向けて出発したさ...   無論僕は一切を放擲して再びダンニソープに向けて出発したさの読み方
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」

...と云うのは因果律の固執者と放擲者とである...   と云うのは因果律の固執者と放擲者とであるの読み方
戸坂潤 「イデオロギー概論」

...しかもその発明を中途で放擲(ほうてき)してしまうのであったが...   しかもその発明を中途で放擲してしまうのであったがの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...君今学業を放擲(ほうてき)してかかる邪道に踏み迷はば他日必ず後悔臍(ほぞ)をかむ事あらん文筆を好まば唯正業の余暇これをなして可なりかつはまたわれは尾崎や川上とは異なりてかの人々の如く多く門生を養ひ教ふるの煩(はん)に堪(た)へざるものなり...   君今学業を放擲してかかる邪道に踏み迷はば他日必ず後悔臍をかむ事あらん文筆を好まば唯正業の余暇これをなして可なりかつはまたわれは尾崎や川上とは異なりてかの人々の如く多く門生を養ひ教ふるの煩に堪へざるものなりの読み方
永井荷風 「書かでもの記」

...ただたいていのものは智慧(ちえ)が足りないから自然のままに放擲(ほうてき)しておくうちに...   ただたいていのものは智慧が足りないから自然のままに放擲しておくうちにの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...長男の新吉が生れぬ前に学校を放擲するとアメリカへ旅立つた...   長男の新吉が生れぬ前に学校を放擲するとアメリカへ旅立つたの読み方
牧野信一 「淡雪」

...といふてあのまゝに放擲しても処分の術もなく...   といふてあのまゝに放擲しても処分の術もなくの読み方
牧野信一 「凩日記」

...放擲せよといふ側と...   放擲せよといふ側との読み方
牧野信一 「女優」

...気紛れや我儘で放擲するのではなくて...   気紛れや我儘で放擲するのではなくての読み方
牧野信一 「西瓜喰ふ人」

...このまゝに放擲なさるゝならばハーキユレーズの立像たるの難を免れまじくと……」こゝで小生達は声をあげて大きにわらつたよ...   このまゝに放擲なさるゝならばハーキユレーズの立像たるの難を免れまじくと……」こゝで小生達は声をあげて大きにわらつたよの読み方
牧野信一 「手紙」

...吾には母を放擲してまでの放浪性は抱けぬものならむ...   吾には母を放擲してまでの放浪性は抱けぬものならむの読み方
牧野信一 「病状」

...一時は何も彼も放擲してそれの水夫になつて働いたことがあるといふ父親は...   一時は何も彼も放擲してそれの水夫になつて働いたことがあるといふ父親はの読み方
牧野信一 「雪景色」

...官兵衛もまたその答えを放擲(ほうてき)して...   官兵衛もまたその答えを放擲しての読み方
吉川英治 「黒田如水」

...信長はやはり信長の天性にまかせて為(な)すに如(し)くはない」彼は手ぬるい「扱い」を放擲(ほうてき)した...   信長はやはり信長の天性にまかせて為すに如くはない」彼は手ぬるい「扱い」を放擲したの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...後者は真理のために肉体を放擲することを要求する...   後者は真理のために肉体を放擲することを要求するの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「放擲」の読みかた

「放擲」の書き方・書き順

いろんなフォントで「放擲」

「放擲」の英語の意味


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