...彼女はテストの結果を聞いて、放心状態になっていた...
...交通事故に遭遇した後、彼はしばらく放心状態に陥った...
...営業部は、大口顧客1社からの大量発注に対応するために放心状態になっていた...
...先生から急に注意されて、生徒たちは放心状態になった...
...仕事での失敗により、彼は放心状態に陥ってしまった...
...僕がもともとよく放心状態に陥るくせがあるものだから...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...覆面婦人たちは、それぞれの場所にうずくまったまま、放心状態で、このありさまをながめていた...
江戸川乱歩 「影男」
...マア坊の放心状態みたいな素直な姿態に就いてのひそかな感懐でもあったのだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...わたしは知りません」オープンショウはかなり放心状態で答えた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...私は放心状態のまま...
外村繁 「澪標」
...そのまま放心状態で寝そべつてゐるコンクリートになつてゐる...
原民喜 「氷花」
...ある種の放心状態から目ざめながら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...突然演奏をやめて放心状態でいた妹はやっと正気を取りもどし...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...哀れな学生は先ほどのニュシンゲン男爵夫人が実は放心状態で...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...霊媒が一種の放心状態になって……というのは...
久生十蘭 「雲の小径」
...それは小松の放心状態のとき唐突(とうとつ)に年齢をたずねるという実験です...
久生十蘭 「ハムレット」
...もの憂いような放心状態になった...
久生十蘭 「ひどい煙」
...放心状態であった...
火野葦平 「花と龍」
...彼はほとんど放心状態に陥りさえした...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...彼をこのような放心状態に陥れたのであった...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...蹙(しか)め顏の放心状態から我にかへつて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そしてまるっきり放心状態になっている自分自身に気がついて...
堀辰雄 「美しい村」
...それからは失心状態でも放心状態でもなくなり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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