...とにもかくにも、昨日までの自分を捨てゝしまへ、たゞ放下着!...
種田山頭火 「行乞記」
...貪る心を放下せよ...
種田山頭火 「行乞記」
...箇の什をか放下せん...
種田山頭火 「其中日記」
...ねむれない夜の百足が這うてきた這うてきて殺された虫の夜がふける日だまりの牛の乳房草の青さで牛をあそばせてゆふべ・てふてふつるまうとするくもり暮れてふるさとのぬかるみをさまよふ五月四日放下着、放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...放下したいやうな...
種田山頭火 「其中日記」
...△放下着の放下――放下着を放下せよ...
種田山頭火 「其中日記」
...……放下着する外ないとすれば...
種田山頭火 「其中日記」
...そしてまた放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...一切放下着、身辺を整理せよ、むしろ心内を清算せよ...
種田山頭火 「其中日記」
...一切放下着(酒と句とは詮方ないけれど)...
種田山頭火 「其中日記」
...一切放下着、超越生活...
種田山頭火 「道中記」
...いっさいを放下(ほうげ)し尽してしまったのです...
夏目漱石 「行人」
...壺の蓋を去って一斉に放下せしに...
南方熊楠 「十二支考」
...また短き大木ごとき蛇で大砲を放下するようだから...
南方熊楠 「十二支考」
...また直(すぐ)に放下しなどしていた...
森鴎外 「魚玄機」
...遊芸人の放下(ほうか)や...
吉川英治 「私本太平記」
...放下師(ほうかし)などのさまざまに姿をやつして...
吉川英治 「私本太平記」
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