...而れども遂に改刪(かいさん)すること能はず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...本文中二箇所の字句を改刪(かいさん)してある...
オシップ・ディモフ Ossip Dymoff 森鴎外訳 「襟」
...魏略の文を改刪して遺漏せるなり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...是れ改刪の際に起れる疎謬なり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...されば後漢書の改刪が不當なることは明らかなるに...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...改刪を好める范曄の私意に出でたること明かに...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...これに増補改刪(かいさん)推敲(すいこう)を加えているうちにまた数年がたった...
中島敦 「李陵」
...某博士かが「プロフェッサース」を「ポリチシアンス」に改刪(かいさん)したので大笑となったことがある...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...英人の論説を剽竊(ひょうせつ)改刪(かいさん)して次々新聞紙上に発表したが...
久生十蘭 「湖畔」
...南宋の書は金元明人に改刪せられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...遂に漁村に改刪を請ふべきもの数条を記した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは上の一篇の中なる人名等に多少の改刪(かいさん)を加へた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...其改刪(かいさん)の処は必ず墨黒々と塗抹(とまつ)して刪(けづ)りたる字躰の毫も見えざる様にし...
山路愛山 「明治文学史」
...其後に至りて所謂拮据(きつきよ)二十余年改刪(かいさん)補正幾回か稿を改めしは固より疑ふべからずと雖も筆を落すの始より筆を擱(お)くの終りに至るまで著者の胸中には毫末(がうまつ)も封建社会革命の目的若くは其影すらもあらざりしなり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??