...国民軍隊となった一七九四年以後も消耗戦略の旧態は改める事がなかった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...請求書を五千フランに書き改めると...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...アメリカでは一九四一年の大惨敗(だいざんぱい)を記念するために従来の如く十二月末日を過ぎても年号を改めることをなさず...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...そこで運算書の中のSを0として再び書き改める...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...そこで運算書の中のSを0として再び書き改める...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...「御酒を飮むといつでもあんな事を言つて仕方がありませんのよ」と急に言葉を改める...
高濱虚子 「俳諧師」
...改めるべきは改めて...
太宰治 「正義と微笑」
...こいさんを啓坊に結び着けたいと云う考え方を改める必要がありはしまいか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その点に関係する部分を徹底的に書き改める都合がつかなかったのは残念である...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...真名古は化粧台の曳出しを一つ一つ引抜いて細かに内容を改める...
久生十蘭 「魔都」
...今更ら改めると不便だとツブヤク俗論的な人が無いでもない...
牧野富太郎 「植物記」
...それでもあなたはなほ念を入れて改めるやうに...
水野仙子 「響」
...字音に隱れて居るから之れを改めることは容易だと云つてありまするけれども...
森鴎外 「假名遣意見」
...内地風に改めるとそれですぐ良くなると思うのは...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...正しい日本はかかる行いを改めるのに憚(はばか)る事があってはならぬ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...急に春の歌に改める故に...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...無暗(むやみ)に改めると相手が信用しなくなるし...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...四十に面目を改めるのは...
吉川英治 「折々の記」
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