...ただいま助手さんたちから自発的に今日限りこれを改める由(よし)を申し出てまいりました...
太宰治 「パンドラの匣」
...僕に悪いとこあったら出来るだけ改めるようにするさかい...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...俺に悪いことがあれば何でも改める...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...今迄の主義を改めるのに何か理窟がなければならぬために...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...お君の方に改めることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこでやむをえず全部を書き改める事にして...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...彼は依然としてその態度を改める様子がなかったので...
夏目漱石 「道草」
...手を清めて改めると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...船を改めると仰しやつて――」内儀は二人を川へ案内しながら説明します...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この作品の章の配列を改めるべきことを提案してカフカ研究に大きな話題を投じた...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...現実の姿もこうした偏見を改めるようにうながすものではないことも...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...不図(ふと)面目を改めると云うには...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...まったく改めるものである...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...子供を改める件(くだり)は首を振るだけなり...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...楽譜に書き改めることはできないが...
宮城道雄 「山の声」
...よい言葉づかいよりもかえってよくわたしの言葉づかいを改める...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...歴史を書き改めることを強いられるではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...備えを改めるいとまもない...
吉川英治 「三国志」
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