...漸を逐うて改めるということではないのである...
鮎川義介 「革命を待つ心」
...ですからこの制度を改めるに非ずんば...
有島武郎 「農民文化といふこと」
...字幕のパパを龍ちやんに改めるか改めないかは...
小穴隆一 「二つの繪」
...「御酒を飮むといつでもあんな事を言つて仕方がありませんのよ」と急に言葉を改める...
高濱虚子 「俳諧師」
...小翠に行いを改めるように勧めさした...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...その時彼は断然行いを改めると誓った...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...従って二人とも現在の自分を改める必要を感じ得なかった...
夏目漱石 「道草」
...鼻子はまた問題を改める...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...この事件に対して自己の態度を改めるには...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その妻としてこれを改めることは到底忍び難きことである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...それでもあなたはなほ念を入れて改めるやうに...
水野仙子 「響」
...今から想えば多少改めるべき個所がないでもないが...
柳宗悦 「四十年の回想」
...よく老人たちが古い仕来りだ改めるわけには行かぬと力んでいるものの中にも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...計画してこれをもっと好いものに改めることにしなければならぬ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...しぜん言葉なども改めるという理屈だが...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...――あなたを妻に貰ってくれれば行状を改める...
山本周五郎 「やぶからし」
...異教を改めることは致しませぬでな」信長は黙ってしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...名も改めるのが慣(なら)いでした...
吉川英治 「源頼朝」
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