...『唐変木』『仮洋鬼(チャーヤンタイ)』そこでわたしは洋服を著ずに支那服に改めると...
魯迅 井上紅梅訳 「頭髪の故事」
...猶詩には春寒とありますがこれは夏の時候に改めるつもりです...
上村松園 「芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を」
...そのために切符を改める手前大いに事務渋滞(じゅうたい)を来たすものであり...
海野十三 「発明小僧」
...物質的という言葉が不明瞭であるならばこう云い改めることが出来る...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...必ず認識を改めるのを例としているのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...従って二人とも現在の自分を改める必要を感じ得なかった...
夏目漱石 「道草」
...手を清めて改めると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その一枚に次のように記されている≪エチュードの後の方の一章を書き改める...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...多年の積習は到底一朝にして改めることが出来なかった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...おれはくい改める」かれはひどい熱(ねつ)にかかっていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...わが国の数学は面目を改めることになった...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...それをどう改めるわけにも参りませんでした...
室生犀星 「玉章」
...忠利が自分の癖を改めたく思いながら改めることの出来なかったのも怪しむに足りない...
森鴎外 「阿部一族」
...正しい日本はかかる行いを改めるのに憚(はばか)る事があってはならぬ...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...出来ることならばこれを改めるか...
柳田国男 「木綿以前の事」
...――あなたを妻に貰ってくれれば行状を改める...
山本周五郎 「やぶからし」
...四十に面目を改めるのは...
吉川英治 「折々の記」
...備えを改めるいとまもない...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索