...猶詩には春寒とありますがこれは夏の時候に改めるつもりです...
上村松園 「芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を」
...そのために切符を改める手前大いに事務渋滞(じゅうたい)を来たすものであり...
海野十三 「発明小僧」
...字幕のパパを龍ちやんに改めるか改めないかは...
小穴隆一 「二つの繪」
...小翠に行いを改めるように勧めさした...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...というのは従来の監置主義を治療主義に改める必要を感じたからだそうである...
戸坂潤 「社会時評」
...不図(ふと)面目を改めると云うには...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...改める必要はないが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...まったく改めるものである...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...今更ら改めると不便だとツブヤク俗論的な人が無いでもない...
牧野富太郎 「植物記」
...小金吾が包を改めるうち四辺(あたり)へ目を配り「左様なら...
三木竹二 「いがみの権太」
...確か亭主が妻の身に驢を画いて出で帰り来って改めると...
南方熊楠 「十二支考」
...いく地なく舟を改めるには及ばぬと云つた...
森鴎外 「栗山大膳」
...仮にミカワリが自ら進んで身を改めることだったとしても...
柳田国男 「年中行事覚書」
...しぜん言葉なども改めるという理屈だが...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...衣服を改める隙(ひま)もなく...
夢野久作 「暗黒公使」
...備えを改めるいとまもない...
吉川英治 「三国志」
...名も改めるのが慣(なら)いでした...
吉川英治 「源頼朝」
...友矩が態度を改めると...
吉川英治 「柳生月影抄」
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