...しかしその罪を悔い改める事によって等しく選ばれた神の僕(しもべ)となりうるのです...
有島武郎 「或る女」
...猶詩には春寒とありますがこれは夏の時候に改めるつもりです...
上村松園 「芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を」
...「御酒を飮むといつでもあんな事を言つて仕方がありませんのよ」と急に言葉を改める...
高濱虚子 「俳諧師」
...召使たちの制度を改めるよりも...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...小翠に行いを改めるように勧めさした...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...悔い改めるように...
豊島与志雄 「操守」
...原文をいくらか書き改めるやり方は...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...自分だけ座敷を改めることをたのむと...
中里介山 「大菩薩峠」
...向(むこう)でも急に今までの習慣を改めるのが変だと考えたものか...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...書き改める迄(まで)もないことと思ってそのまま発表することにした)...
野村胡堂 「悪人の娘」
...九日より六時開演に改めることゝなる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...確か亭主が妻の身に驢を画いて出で帰り来って改めると...
南方熊楠 「十二支考」
...忠利が自分の癖を改めたく思いながら改めることの出来なかったのも怪しむに足りない...
森鴎外 「阿部一族」
...字音に隱れて居るから之れを改めることは容易だと云つてありまするけれども...
森鴎外 「假名遣意見」
...改めるわけには行くまいというような情実論をもって...
柳田国男 「海上の道」
...計画してこれをもっと好いものに改めることにしなければならぬ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...又右衛門と改める...
吉川英治 「宮本武蔵」
...友矩が態度を改めると...
吉川英治 「柳生月影抄」
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