...崖を攀づれば、王子神社あり...
大町桂月 「飛鳥山遠足」
...提燈の光たよりてのぼる哉旭の嶽に旭見るとて阿武隈本溪と白水川との間の温泉山を攀づ...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...五時十分に至りて、甲子山を攀づ...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...身を草根に託して、絶壁を攀づ...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...いよ/\金精峠を攀づ...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...險しき巖山を攀づ...
大町桂月 「十和田湖」
...山骨の削立せる處を攀づれば...
大町桂月 「十和田湖」
...左に峯ひとつ攀づれば...
大町桂月 「房州紀行」
...一昨夜は野宿し、昨夜は人並に宿にとまりたれば、今夜は一風かへて山上の寺にやどからむとて、路傍の茅店に晩食し、提燈かりて、夜鋸山を攀づ...
大町桂月 「房州の一夏」
...彼の膝攀づべき者の一人だも 455われより生れ出でざれと――其誓願を納受せる深き地底の*ヂュウス又*ペルセポネーア恐るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...枝攀づる業は知らざる...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...長き沙巌の坂を攀づるのは...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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