例文・使い方一覧でみる「擬装」の意味
スポンサーリンク...あの俳優は映画の中で擬装していた... 
...敵を欺くために、兵士たちは擬装をした...
...野生動物が環境に擬装することはよくあることだ...
...このカメレオンの擬装能力には驚かされる...
...夜の都市では、擬装された変装でパフォーマンスが行われることがある...
...枯れた樹などで下手な擬装（ぎそう）をしている...
梅崎春生 「桜島」
...蜘蛛に見まがうような擬装（ぎそう）のマイクと高声器をつり下げて...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...いずれも、真黒な合金の鎧（よろい）で身体を包み、頭の上には、擬装のため、枯草や木の枝などをつけ、顔には防毒面をはめ、手には剣と機関銃と擲弾（てきだん）装置のついた奇妙な形の武器を持ち、ものすごい武装ぶりであった...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...そういう人が自分を護（まも）るための擬装をしているのが多いのではないかと思われます...
太宰治 「わが半生を語る」
...当分庸三を擬装の道具につかうよりほかなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...彼女はこの恋愛の苦しい擬装からいつでも解放されうるわけであったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...擬装的にでも落ち着かせようとして...
徳田秋声 「仮装人物」
...庸三がわざと擬装しているとでも思ったらしく...
徳田秋声 「仮装人物」
...それがどういう擬装・覆面・した形で表現されるにしても...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...国民を基礎とする政党に立脚しない挙国一致は擬装的な挙国一致だというが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...正に都合のいいように仮設された擬装国民なのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...夫々擬装的挙国一致に過ぎなかったということは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...「挙国一致」そのものが何物かの擬装なのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...併しこの擬装が現代に於て大きな真実を持っていることを認めない民衆は...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか？」
...而もそれが擬装された愛国的態度だと断じ...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか？」
...反社会科学的出版物の擬装物を多分に含んでいるわけだから...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そこにはただ奇異のてらい・冷たい場ちがいな擬装・が見られるばかりで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...全山の擬装陣地を...
吉川英治 「上杉謙信」
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