...擡頭して景色を楽しんでみよう...
...無防備に話しかける男性に、女性は恥ずかしそうに擡頭しながら答えた...
...踏切を渡る際には、必ず擡頭して周りを確認しましょう...
...健康に良い姿勢を保つためには、背筋を伸ばして擡頭することが大切...
...暑さで倒れそうになった人を助けるため、周りの人達が一斉に擡頭して声をかけた...
...擡頭期のことではあり...
鮎川義介 「革命を待つ心」
...その次に人類から高等人類すなわちヤナツなどの微小人間の擡頭(たいとう)することを認めないわけにはいかなくなった...
海野十三 「最小人間の怪」
...更に仏国内にはこの風雲の変に乗じて一大天才ナポレオンが擡頭し...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...新しい形の個人主義の擡頭(たいとう)しているこの現実を直視し...
太宰治 「新しい形の個人主義」
...二三年前カラ家庭内ニポツ/\擡頭シ始メテイタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...実際は人間の擡頭(たいとう)を目的としていたものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その他女性の擡頭(たいとう)の機運は盛んになったとはいえ...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...すなわち近代のブルジョアジーの擡頭しつつあったことを考えねばならぬ...
三木清 「科学批判の課題」
...日本の文学には無産派文学運動が擡頭していて...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第三巻)」
...私たちの心にはやがて新たな疑問が擡頭して来ることを否めない...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...市民階級が擡頭して作った近代ヨーロッパ社会と全然ちがう半封建の明治がはじまった...
宮本百合子 「木の芽だち」
...例えば昨年婦人作家擡頭云々と云ったって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...無産者達は擡頭した...
横光利一 「静かなる羅列」
...今やその隠忍から擡頭せるものは彼らである...
横光利一 「黙示のページ」
...着々と擡頭(たいとう)して来た彼の天下三分策の動向だった...
吉川英治 「三国志」
...とにかくそこへ尊氏の擡頭だった...
吉川英治 「私本太平記」
...秀吉の擡頭(たいとう)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...その一派の擡頭(たいとう)と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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