...擡頭して景色を楽しんでみよう...
...無防備に話しかける男性に、女性は恥ずかしそうに擡頭しながら答えた...
...踏切を渡る際には、必ず擡頭して周りを確認しましょう...
...健康に良い姿勢を保つためには、背筋を伸ばして擡頭することが大切...
...暑さで倒れそうになった人を助けるため、周りの人達が一斉に擡頭して声をかけた...
...彼らの心に同情のほかに右の疑が擡頭(たいとう)していた事を示すものであると思う...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...その次に人類から高等人類すなわちヤナツなどの微小人間の擡頭(たいとう)することを認めないわけにはいかなくなった...
海野十三 「最小人間の怪」
...右翼が擡頭すれば...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...前者の前大戦後のナチス擡頭をおもはしめて不快無気味なるに引代へて...
正岡容 「浅草燈籠」
...これらの作家たちは無産階級運動とその芸術運動の擡頭しはじめた日本の新しい社会と文学の動揺のなかに...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第六巻)」
...婦人雑誌を読む女のひとの間に和歌と習字との流行が擡頭している事実を考え...
宮本百合子 「歌集『集団行進』に寄せて」
...文学における日本的なものの擡頭の時期は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...アナーキスティックな思想の擡頭ということを書いている人がある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ソンナ程度にまでドン漁業が深刻化しつつ擡頭して来ている事を...
夢野久作 「爆弾太平記」
...S城の勢力は勃然と擡頭した...
横光利一 「静かなる羅列」
...東洋に於ける英国の擡頭と同様だった...
横光利一 「上海」
...――レセ・フェールの顛落(てんらく)とマルキシズムの擡頭(たいとう)...
横光利一 「上海」
...司馬父子の擡頭(たいとう)から...
吉川英治 「三国志」
...「わが世の春が来た」といわぬばかりに擡頭(たいとう)してきた一勢力がある...
吉川英治 「三国志」
...地付(じつき)の諸士のあいだに擡頭(たいとう)して来たのはぜひもなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...地下(ちげ)から擡頭(たいとう)した新興勢力の平家一門も...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その一派の擡頭(たいとう)と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...この頃から堺が擡頭しはじめ...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??