例文・使い方一覧でみる「撫」の意味


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...詣づる人又人の手にでられて...   詣づる人又人の手に撫でられての読み方
石川啄木 「葬列」

...詔(みことのり)をくだして軍に名馬と衣緞(いどん)を賜わった...   詔をくだして撫軍に名馬と衣緞を賜わったの読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「促織」

...長い頭髪をで上げた...   長い頭髪を撫で上げたの読み方
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」

...ここぞというところで斬(なでぎ)りにしてしまうのだから...   ここぞというところで撫斬りにしてしまうのだからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...両眼(りょうがん)の上瞼(うわまぶた)を上から下へと(な)でて...   両眼の上瞼を上から下へと撫でての読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...ぬきんでて鎮(ちんぶ)の大任を命ぜられ...   ぬきんでて鎮撫の大任を命ぜられの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...それを(なだ)めるためだつたさうですよ」「そんなことだらうな...   それを撫めるためだつたさうですよ」「そんなことだらうなの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...長んがい頤をでて居るのです...   長んがい頤を撫でて居るのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...泣くな」平次はお崎を(なだ)めながら...   泣くな」平次はお崎を撫めながらの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...だから私は、R氏が主に向つてくれぐれも慇懃に私のことを頼んでゐたが、私はほんたうの聾者になつて何も聞かず、たゞR氏の背後にむつくりと端坐したまゝ碌なお辞儀ひとつしないで、長槍や薙刀などが掛つてゐる鴨居のあたりへ凝つと視線を反らせながら、折々突調子もない咳払ひをあげたり、頤をでたり、そしておそらく吾知らずに悠々と腕を挙げ降ししてゐたに相違ない...   だから私は、R氏が主に向つてくれぐれも慇懃に私のことを頼んでゐたが、私はほんたうの聾者になつて何も聞かず、たゞR氏の背後にむつくりと端坐したまゝ碌なお辞儀ひとつしないで、長槍や薙刀などが掛つてゐる鴨居のあたりへ凝つと視線を反らせながら、折々突調子もない咳払ひをあげたり、頤を撫でたり、そしておそらく吾知らずに悠々と腕を挙げ降ししてゐたに相違ないの読み方
牧野信一 「天狗洞食客記」

...眼玉をクリクリと動かして片方の脚でそれをでた...   眼玉をクリクリと動かして片方の脚でそれを撫でたの読み方
牧野信一 「若い作家と蠅」

...目だつ色を作って咲いた子(なでしこ)を折って...   目だつ色を作って咲いた撫子を折っての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...母益は慰のために琴を弾じて夜闌(やらん)に及んだことさへあるさうである...   母益は慰撫のために琴を弾じて夜闌に及んだことさへあるさうであるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...しかしそういう日に子(なでしこ)を飾りにすることも空想なれば...   しかしそういう日に撫子を飾りにすることも空想なればの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...「葛西は九月いっぱいでひきあげた」とさぶは額をでながら云った...   「葛西は九月いっぱいでひきあげた」とさぶは額を撫でながら云ったの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...まさか俺に惚れたんじゃあるまいが……と思わず自分の顔をでまわしてみたくらい...   まさか俺に惚れたんじゃあるまいが……と思わず自分の顔を撫でまわしてみたくらいの読み方
夢野久作 「超人鬚野博士」

...愛をみせずにいられなかった...   愛撫をみせずにいられなかったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...そして、座に請(しょう)じ、肩をでて、「よういたして来た...   そして、座に請じ、肩を撫でて、「よういたして来たの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「撫」の読みかた

「撫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「撫」

「撫」の英語の意味

「撫なんとか」といえば?   「なんとか撫」の一覧  


ランダム例文:
同時   マラガ   戊寅  

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