例文・使い方一覧でみる「撥無」の意味


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...そして或る世界が――時間と空間をさえ撥無(はつむ)するほどの拡がりを持った或る世界が――個性の中にしっかりと建立(こんりゅう)される...   そして或る世界が――時間と空間をさえ撥無するほどの拡がりを持った或る世界が――個性の中にしっかりと建立されるの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...憎愛の二極を撥無(はつむ)して...   憎愛の二極を撥無しての読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...凡てを撥無してもなほ飽き足らない戀人の熱情を髣髴させるのだ...   凡てを撥無してもなほ飽き足らない戀人の熱情を髣髴させるのだの読み方
有島武郎 「詩への逸脱」

...とにかく相互の熱情熱愛に人畜の差別を撥無(はつむ)して...   とにかく相互の熱情熱愛に人畜の差別を撥無しての読み方
内田魯庵 「二葉亭余談」

...酔は時空を超越する、いや撥無する、昼夜なく東西なく、酔境は展開する!□机上のみだれたるは心中のみだれたるなり...   酔は時空を超越する、いや撥無する、昼夜なく東西なく、酔境は展開する!□机上のみだれたるは心中のみだれたるなりの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...泥酔は一切を撥無する...   泥酔は一切を撥無するの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...人畜(にんちく)の差別(さべつ)を撥無(はつむ)して...   人畜の差別を撥無しての読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...その評論は縱令(たとひ)絶對の上よりしても實相を撥無(はつむ)すべからず...   その評論は縱令絶對の上よりしても實相を撥無すべからずの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...顯象世界を撥無したる上の事となすを以て...   顯象世界を撥無したる上の事となすを以ての読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...早く神を撥無(はつむ)したわたしも...   早く神を撥無したわたしもの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...ただ一切分別の念を撥無(はつむ)した最も直接なる体験においてのみ感得せられる...   ただ一切分別の念を撥無した最も直接なる体験においてのみ感得せられるの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...一つは世上の価値の差別を撥無(はつむ)することである...   一つは世上の価値の差別を撥無することであるの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

...ここに現象と本体との区別は全然撥無(はつむ)される...   ここに現象と本体との区別は全然撥無されるの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「撥無」の読みかた

「撥無」の書き方・書き順

いろんなフォントで「撥無」

「撥無」の英語の意味


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