...是(ここ)に於て吾人が世界的に努力せんとすればまず身を修める...
大隈重信 「始業式訓示」
...されば博物学を修めると自然の美なる部分を知ることもますます深くなるが...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...精神科学を修める人々にもともどもこれを研究してもらいたいと望むのである...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...われらはこの方面の学科を修める人々に向かって...
丘浅次郎 「生物学的の見方」
...初め予備門に入つた頃は未だ何の専門を修めるとも決定しては居なかつたが...
丘浅次郎 「落第と退校」
...英国等では高等の学問を修める人々は...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...□仏法のために仏法を修める...
種田山頭火 「其中日記」
...本当の科学を修めるのみならずその研究に従事しようというものの忘るべからざる事は...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...後日理化学を修めるようになってから私の興味はやはり自然に地震現象の研究という方に向かって行った...
寺田寅彦 「家庭の人へ」
...続けて陸軍軍医の義務課程も修めるべくネットリィへ進んだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...その前から支那の舊學を修める人でも...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...行(ぎやう)を修めるごとに...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...もし自分が奮発して遣つて見ようといふものがあるならば二芸でも三芸でも修めるが善いであらうと思ふ...
正岡子規 「病牀六尺」
...道を修めるには何うしても苦行を爲さなければならぬ...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...身を修めることは社会において働くために要求されているのである...
三木清 「哲学入門」
...念仏を同行の者の間だけで他には秘して修める行(ぎょう)であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...先ず出来るだけ私自身を修めることに励んで来た...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...修験道の優婆塞(うばそく)たちが天狗(てんぐ)を修める道場ともなるに至って...
吉川英治 「新書太閤記」
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