例文・使い方一覧でみる「撥」の意味


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...そして或る世界が――時間と空間をさえ無(はつむ)するほどの拡がりを持った或る世界が――個性の中にしっかりと建立(こんりゅう)される...   そして或る世界が――時間と空間をさえ撥無するほどの拡がりを持った或る世界が――個性の中にしっかりと建立されるの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...反的に模型火室の前に立った...   反撥的に模型火室の前に立ったの読み方
上田広 「指導物語」

...兎もするとね返りでもする程の上っすべりのする感じですが...   兎もすると撥ね返りでもする程の上っすべりのする感じですがの読み方
上村松園 「絹と紙の話と師弟の間柄の話」

...かえって反のゆえであったような気もする...   かえって反撥のゆえであったような気もするの読み方
太宰治 「善蔵を思う」

...本館で聞いても参事官官舎で聞いても何の要領も得ず太子はお帰りになったの一点張りで突っ(ぱ)ねられてしまった...   本館で聞いても参事官官舎で聞いても何の要領も得ず太子はお帰りになったの一点張りで突っ撥ねられてしまったの読み方
橘外男 「ナリン殿下への回想」

...またある時は王昭君(おうしょうくん)に扮装して琵琶を(ひ)いた...   またある時は王昭君に扮装して琵琶を撥いたの読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」

...そうした男に対する反心(はんぱつしん)が...   そうした男に対する反撥心がの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...四絃(しげん)を奔(はし)る音(ばちおと)急雨(きゅうう)の如く...   四絃を奔る撥音急雨の如くの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...長谷川は最後の反を試みた...   長谷川は最後の反撥を試みたの読み方
豊島与志雄 「女心の強ければ」

...次には反を感ずるようになりました...   次には反撥を感ずるようになりましたの読み方
豊島与志雄 「道標」

...その外れるやうな勢ひでパツとねるのだと云ふことを説明する所に『訐』の字を使つて居る...   その外れるやうな勢ひでパツと撥ねるのだと云ふことを説明する所に『訐』の字を使つて居るの読み方
内藤湖南 「弘法大師の文藝」

...と思って安心しました」と反してみたが...   と思って安心しました」と反撥してみたがの読み方
北條民雄 「いのちの初夜」

...汪克児(オングル)(跳びねながら)月夜に釜を抜くというが...   汪克児月夜に釜を抜くというがの読み方
林不忘 「若き日の成吉思汗」

...彼女に対して愚かな反を強ひてゐた憐れむべき自分で...   彼女に対して愚かな反撥を強ひてゐた憐れむべき自分での読み方
牧野信一 「小川の流れ」

...理不尽な厳しさで監視の眼などをそばだてるので一層彼女の態度が反的になるのではあらうが...   理不尽な厳しさで監視の眼などをそばだてるので一層彼女の態度が反撥的になるのではあらうがの読み方
牧野信一 「女優」

...喉(のど)を破ッたような声で、「ちぇッ、畜生」咄嗟、反的な力で、落とした短刀をつかんで跳ね起きましたが、その時、相手のかぶっていた女の単衣(ひとえ)がふわりと彼の顔へ投げられて来ました...   喉を破ッたような声で、「ちぇッ、畜生」咄嗟、反撥的な力で、落とした短刀をつかんで跳ね起きましたが、その時、相手のかぶっていた女の単衣がふわりと彼の顔へ投げられて来ましたの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...また差(さはつ)(牢番頭)などへ宛てて...   また差撥などへ宛てての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...(ばち)を飯の種と思って張(はり)をこめれば...   撥を飯の種と思って張をこめればの読み方
吉川英治 「松のや露八」

「撥」の読みかた

「撥」の書き方・書き順

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「撥」の英語の意味

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