例文・使い方一覧でみる「撥」の意味


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...強力なる刺戟を反する餘儀なさと...   強力なる刺戟を反撥する餘儀なさとの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...とにかく相互の熱情熱愛に人畜の差別を無(はつむ)して...   とにかく相互の熱情熱愛に人畜の差別を撥無しての読み方
内田魯庵 「二葉亭余談」

...活な蠕動をつづけているということであった...   活撥な蠕動をつづけているということであったの読み方
海野十三 「生きている腸」

...それを反する気力のあるものもなかった...   それを反撥する気力のあるものもなかったの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...それを反(はねかへ)すチッバルト...   それを撥反すチッバルトの読み方
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」

...あらゆる種類の強権主義に反するが...   あらゆる種類の強権主義に反撥するがの読み方
豊島与志雄 「新たな世界主義」

...私一個の嗜好か反かが加わっているかも知れないが...   私一個の嗜好か反撥かが加わっているかも知れないがの読み方
豊島与志雄 「文学以前」

...それからよし道徳の分子が交っていても倫理的観念が何らの挑(ちょうはつ)を受けない――否受け得べからざるていの文学もまた取り除(の)けて考えていただきたい...   それからよし道徳の分子が交っていても倫理的観念が何らの挑撥を受けない――否受け得べからざるていの文学もまた取り除けて考えていただきたいの読み方
夏目漱石 「文芸と道徳」

...何處か反的な光を含んだ眼で私達を見詰めてゐた...   何處か反撥的な光を含んだ眼で私達を見詰めてゐたの読み方
南部修太郎 「ハルピンの一夜」

...真向(まつこう)からラランのからだを(は)ね飛(と)ばした...   真向からラランのからだを撥ね飛ばしたの読み方
逸見猶吉 「火を喰つた鴉」

...又窓の外の開戸は逃げた奴がはずみで締まるやうにね返して置いたかも知れぬ...   又窓の外の開戸は逃げた奴がはずみで締まるやうに撥ね返して置いたかも知れぬの読み方
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」

...実の形が三味線のに似ているので...   実の形が三味線の撥に似ているのでの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...他人のきびしいで打たれつつ習い覚えた曲の一つか...   他人のきびしい撥で打たれつつ習い覚えた曲の一つかの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...都の刺客も管営(かんえい)も差(さはつ)も刺し殺されたにちがいない...   都の刺客も管営も差撥も刺し殺されたにちがいないの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...反すらするであろう...   反撥すらするであろうの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...奥からは(ばち)のたかい三味線がもれてくる...   奥からは撥のたかい三味線がもれてくるの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...太鼓をたたいている舎人(とねり)の二本の(ばち)の手――二刀の真理をその音に聞いたのだった...   太鼓をたたいている舎人の二本の撥の手――二刀の真理をその音に聞いたのだったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...その戯曲的な要素に対してはある反を感ぜずにはいられぬ...   その戯曲的な要素に対してはある反撥を感ぜずにはいられぬの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「撥」の読みかた

「撥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「撥」

「撥」の英語の意味

「撥なんとか」といえば?   「なんとか撥」の一覧  


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子貢   御苦労様   乗艦  

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