...銅絃鉄撥(どうげんてつぱつ)...
石川啄木 「閑天地」
...彼の思想も火のように撥ね迸った...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...旅行さきに於いて一か撥(ばち)かの原稿を書き...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...所謂方法論などが仮定するように相互に反撥するものではない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...反撥とか敵意とかそういう気持ちではなく...
豊島与志雄 「土地に還る」
...マリユスは言うべからざる反撥(はんぱつ)の情を覚えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一片の小さな鋼鉄の時計の撥条(ぜんまい)に歯をつけて鋸(のこぎり)にしたものだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...手に握つてゐる戸の鉤を撥ね上げようとする手先が震えた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...ピチャピチャと水を撥ね返す音である...
中島敦 「環礁」
...水を撥ね返して逃出す音が...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...今までの牽引力(けんいんりょく)がたちまち反撥性(はんぱつせい)に変化する...
夏目漱石 「明暗」
...撥條(ぜんまい)を卷かれた竹田人形のやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わざとそれを撥き返すように体を反らせ...
「小祝の一家」
...百五十円と二百円ですが、どうも、二百円のほうは、三文役者の当(あて)なしなんでねえ」「それあ、駄目よ」と、龍子は撥ねた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...書類でも人間でもピンピン撥ね付ける...
夢野久作 「爆弾太平記」
...“時”の自然力にたいする不平と反撥を...
吉川英治 「新書太閤記」
...舟では音締(ねじめ)の撥(ばち)の冴え...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「こうなるはずではなかった」などと現在のある境遇に反撥心を抱くことは...
和辻哲郎 「停車場で感じたこと」
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