例文・使い方一覧でみる「撥」の意味


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...併し「生存の爲の關心」をね退けた力が爾後の生活にとつて無意味に了る譯はない...   併し「生存の爲の關心」を撥ね退けた力が爾後の生活にとつて無意味に了る譯はないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...凡てを無してもなほ飽き足らない戀人の熱情を髣髴させるのだ...   凡てを撥無してもなほ飽き足らない戀人の熱情を髣髴させるのだの読み方
有島武郎 「詩への逸脱」

...そして泥汁(どろ)を(は)ね上げぬ樣に...   そして泥汁を撥ね上げぬ樣にの読み方
石川啄木 「葬列」

...すると形鶴嘴(ビーター)は恐ろしい勢で...   すると撥形鶴嘴は恐ろしい勢での読み方
大阪圭吉 「気狂い機関車」

...大勢の神をば坂の上に追い伏せ河の瀬(せ)に追い(はら)つて...   大勢の神をば坂の上に追い伏せ河の瀬に追い撥つての読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」

...雲(はつうん)の角を贈るのだ」その怪物は二本の角を持ってきて...   撥雲の角を贈るのだ」その怪物は二本の角を持ってきての読み方
田中貢太郎 「太虚司法伝」

...戦争と力への反――そういったものを取材(テイマ)とする絵が芸術であっていいかどうかは第二の問題として――かれの絵は最も端的にそれを摘出し...   戦争と力への反撥――そういったものを取材とする絵が芸術であっていいかどうかは第二の問題として――かれの絵は最も端的にそれを摘出しの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...きっぱり(は)ねつけたと云うのである...   きっぱり撥ねつけたと云うのであるの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...さういふ章助の態度に反を感じた知吉は...   さういふ章助の態度に反撥を感じた知吉はの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...まさかの時にはいつ何時(ばち)をもつことにならないとも限らないので...   まさかの時にはいつ何時撥をもつことにならないとも限らないのでの読み方
徳田秋声 「縮図」

...――反しようという気はないのか...   ――反撥しようという気はないのかの読み方
豊島与志雄 「死ね!」

...それは本能的に私を反させるものを持っていた...   それは本能的に私を反撥させるものを持っていたの読み方
豊島与志雄 「常識」

...デカダンな生活をすることが当時の実生活の空気に対して程よい反となつたのである...   デカダンな生活をすることが当時の実生活の空気に対して程よい反撥となつたのであるの読み方
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」

...すると雪子はばねに(はじ)かれたように起ちあがって...   すると雪子はばねに撥かれたように起ちあがっての読み方
平林初之輔 「秘密」

...と思って安心しました」と反してみたが...   と思って安心しました」と反撥してみたがの読み方
北條民雄 「いのちの初夜」

...或は(はじ)き合うのかと...   或は撥き合うのかとの読み方
宮本百合子 「女の歴史」

...手近にあった差を短槍の先に引ッかけて...   手近にあった差撥を短槍の先に引ッかけての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...(ばち)をおいて...   撥をおいての読み方
吉川英治 「親鸞」

「撥」の読みかた

「撥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「撥」

「撥」の英語の意味

「撥なんとか」といえば?   「なんとか撥」の一覧  


ランダム例文:
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