...携わる連中に――面と向っては言いかねる...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...これは芸術家――ことに映画のような娯楽的性格を持つ芸術に携わるもの――の触れてはならない題材ではないだろうか...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...同じ操觚(そうこ)に携わるものは涙なしには読む事が出来ない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...実際問題に携わるに当って必要なる気転(きてん)や分別(ふんべつ)はその影すら無い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...文芸に携わる者は誰も皆其処(そこ)に基調を持つ...
高浜虚子 「俳句への道」
...その手紙には女の身として文学に携わることの不心得...
田山花袋 「蒲団」
...民俗学に携わる人々は...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...連句に携わる人はもちろん...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...音楽に携わること...
野村胡堂 「楽聖物語」
...後世の芸術に携わるものが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ことに文芸に携わるものには覚えていてよい年であろう...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...彼らはただ法律によって彼らに規定されている訴訟の各部分にだけ携わるのであり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...源氏にも朝家(ちょうけ)の政治に携わる上に心得ていねばならぬことをお教えになり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうしてそんな無学のくせに哲学などに携わるのかと咎めましたところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...多分は主として子供だけがこれに携わることになっていたためであろう...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それに女が携わると目に立つが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一つの行事に一人の児童の携わるのは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...そして新しいかつ有利な外国貿易に携わるために資本を他の職業から引去ることは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??