...仕事に携わるらしかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これは芸術家――ことに映画のような娯楽的性格を持つ芸術に携わるもの――の触れてはならない題材ではないだろうか...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...実際問題に携わるに当って必要なる気転(きてん)や分別(ふんべつ)はその影すら無い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...同じ文学に携わる者としては夏目という名前がしばしば繰返された...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...その手紙には女の身として文学に携わることの不心得...
田山花袋 「蒲団」
...また世界中で製造業に携わるものは...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...民俗学に携わる人々は...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...連句に携わる人はもちろん...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...そうした戒心を有ちながらこの夫々の単一的文化職業組合の結成運動に携わるのだと考えているかも知れないが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...後世の芸術に携わるものが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...幅広い業務に携わる医者として...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...自分がそうした間題に携わるのもいかがと思ったので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうしてそんな無学のくせに哲学などに携わるのかと咎めましたところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そうしてそれは仕事に携わるどのペルシャ人も作り得たのである...
柳宗悦 「工藝の道」
...多分は主として子供だけがこれに携わることになっていたためであろう...
柳田国男 「年中行事覚書」
...または是に携わる者を気の毒がることは勿論(もちろん)まちがっている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それに女が携わると目に立つが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...此の徳は此の道に携わる者の誰もが持ちたいものだと思う...
山中貞雄 「雑録」
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