...これが元来好きな物理学にも携わる契機ともなったのでした...
石原純 「ヘルムホルツ」
...同じ操觚(そうこ)に携わるものは涙なしには読む事が出来ない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...同じ文学に携わる者としては夏目という名前がしばしば繰返された...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...民俗学に携わる人々は...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...そうした戒心を有ちながらこの夫々の単一的文化職業組合の結成運動に携わるのだと考えているかも知れないが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...ことに文芸に携わるものには覚えていてよい年であろう...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...主に女子教育に携わる...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...彼らはただ法律によって彼らに規定されている訴訟の各部分にだけ携わるのであり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...検察に携わる官憲は...
久生十蘭 「魔都」
...その村の風土調査に実地に携わるようにとの重任までもお引受けするようになってしまった...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...どうしてそんな無学のくせに哲学などに携わるのかと咎めましたところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...多分は主として子供だけがこれに携わることになっていたためであろう...
柳田国男 「年中行事覚書」
...機(はた)に携わる人たちの趣味と技芸とが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それに女が携わると目に立つが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一つの行事に一人の児童の携わるのは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...此の徳は此の道に携わる者の誰もが持ちたいものだと思う...
山中貞雄 「雑録」
...僕は一つの仕事に熱情を傾けて携わる場合...
山中貞雄 「雑録」
...そして新しいかつ有利な外国貿易に携わるために資本を他の職業から引去ることは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??