...其手だけは源氏の白旗を握る小萬の手の如く緊乎と握り合ひつつ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...彼れは驚き慌てゝ探るやうに手舵を握ると...
有島武郎 「潮霧」
...本年の文壇に於て覇権(はけん)を握るものは此二氏に在ることを...
石橋忍月 「舞姫」
...脂ぎつた女の手を握るとか...
薄田泣菫 「茶話」
...人は石を玉と握ることもあれば...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...杼(ひ)を握るを見るなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...イムホツフ總督(東印度會社の支配權を握る蘭印總督のこと)が...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...右で握手して左でポケットの短銃(ピストル)を握る時代である...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...貴族が權力を握る習慣であるから...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...女は、常磐津の師匠で、富士春と申し、なかなか、あでやかでござりまするが――」「それが、天下、国家と、何んの係りがあるのか?」「酔うて枕す、美人の膝、醒めては握る、天下の権...
直木三十五 「南国太平記」
...腑(ふ)に落ちないと思つた事とか――」「ありませんよ」「何かの證據を握るとか――」「なんにも握りやしませんよ」ガラツ八はあまりにも屈託(くつたく)のない顏です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...運の綱を握るようにしむけてくれるからである...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...勝手元に菜切庖丁や握るらん...
樋口一葉 「花ごもり」
...百万法(フラン)を勝つのはわずか半日の暇つぶしですむのだ……どうだ無限の富を握るといったわけがわかったろう...
久生十蘭 「黒い手帳」
...三千人の人々が感謝の心を籠めて私の手をぎゅっと握るのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...まず金槌を握ると...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...素早く雑巾を握ると...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...亦(また)実に手に汗を握るものあり...
夢野久作 「暗黒公使」
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