...ゆっくり歩く時に揚足を気をつける...
...ダンスの振り付けで揚足が必要な場面がある...
...揚足の動作を練習すると、体幹が鍛えられる...
...空手の形で揚足を高く上げることが求められる...
...揚足を誤って踏み外して転ぶ人もいる...
...皮肉や揚足取りを云わぬ事...
芥川龍之介 「彼の長所十八」
...という揚足取りは問題にならぬ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...――が私は茲に母の揚足をとるつもりではない...
豊島与志雄 「黒点」
...学校はおもしろくなくなるばかり――とうとう先生の揚足をとって...
直木三十五 「死までを語る」
...世には江戸ッ子とやら称してつまらぬ揚足を取り大切な議論をも茶にしてしまうもの多し...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...軽い意味での揚足取りだの...
中里介山 「大菩薩峠」
...揚足(あげあし)を取ると思ふと...
夏目漱石 「それから」
...まずい事を喋舌(しゃべ)って揚足(あげあし)を取られちゃ面白くない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...チャイコフスキーの作曲の揚足(あげあし)を取ったが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...八五郎に揚足(あげあし)を取られるようじゃ世話アねエ」平次は苦笑いをしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰が手桶(ておけ)でいっぱいの怪談をぶちまけたんだ」「親分は揚足(あげあし)をとるから叶わない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あながち揚足取りではない...
服部之総 「空罎」
...一口(しとくち)いう二口目には直(じき)に揚足を取るようだと義理にも可愛いと言われないけれど...
二葉亭四迷 「浮雲」
...下らぬ揚足とりや...
宮原晃一郎 「愛人と厭人」
...容易に国家結合の基礎を固めることができて揚足(あげあし)を取られやすい下手な説法などに苦心するの必要もなく...
柳田國男 「地名の研究」
...そんな揚足どりこそ...
吉川英治 「折々の記」
...すぐに揚足(あげあし)をとって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ヘタをいえば揚足(あげあし)を取る...
吉川英治 「宮本武蔵」
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