...彼は揚言を訂正し、謝罪した...
...揚言してしまったことを後悔している...
...先生は揚言の答えを求めている...
...もう一度揚言を確認してから、決定しましょう...
...揚言を取り消すことはできますか?...
...殊に他を難ずるとき余はこれを敢てして恥づるところなき正義の士であると揚言したものが...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...途中大声で自分達の罪を揚言した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...果して其揚言する学芸開放の所以なりや...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...早苗さんをうばい取って見せると揚言しているのだ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...ことわりがきをつけると揚言してゐた振舞であり...
小穴隆一 「二つの繪」
...土田氏揚言して曰く...
大町桂月 「町田村の香雪園」
...これは確かに僕が最初に発見したんだと揚言して憚(はばか)らない...
谷譲次 「踊る地平線」
...偉大なる芸術家になるのだと揚言して居たのです...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...其自ら揚言する所を聞けば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其腐敗は則ち一なり帝國黨は自ら既成政黨の腐敗に襲はれずと揚言したれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其自ら揚言する所を聞けば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...現内閣は自由党と休戚を共にすると揚言したるに拘らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...しかし西洋の人は戦いに出る時も炉辺(ろへん)と家庭と for hearth and home を揚言(ようげん)する...
新渡戸稲造 「自警録」
...その先のいろいろな賞揚言も...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...「資本家を倒すのは人類のためだ」と揚言しながら「実はおれ自身のためだ」というさもしい欲求――「労働運動は多数を恃(たの)む卑怯者の群れだ」と罵倒しながら「おれの儲け処が貴様達にわかるものか」という陋劣(ろうれつ)な本心――「多数党如何に横暴なりとも正義が許さぬぞ」という物欲しさ――「本大臣は充分責任を負うております」という不誠意――どれもこれもその云う口の下からの鼻の表現に依って値打ちは付けられて...
夢野久作 「鼻の表現」
...しきりと揚言するところとは聞いておる……...
吉川英治 「私本太平記」
...揚言どおり桃井勢を二日にわたって打ち懲らした...
吉川英治 「私本太平記」
...総攻撃は三日に決行すると揚言している...
吉川英治 「源頼朝」
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