...彼は揚言を訂正し、謝罪した...
...揚言してしまったことを後悔している...
...先生は揚言の答えを求めている...
...もう一度揚言を確認してから、決定しましょう...
...揚言を取り消すことはできますか?...
...明日は屑籠(くづかご)に投込まれても本望だと揚言して憚(はばか)らない作家がある...
青野季吉 「百万人のそして唯一人の文学」
...殊に他を難ずるとき余はこれを敢てして恥づるところなき正義の士であると揚言したものが...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...多少の予期なしにではなく揚言したりした...
有島武郎 「骨」
...果して其揚言する学芸開放の所以なりや...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...おのおのその特種の教義を揚言し...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...ことわりがきをつけると揚言してゐた振舞であり...
小穴隆一 「二つの繪」
...編輯者が揚言せられるように...
種田山頭火 「三八九雑記」
...「男爵の奥様でも私たちでもやっぱり同じ女だ」といったような意味のことを揚言したそうである...
寺田寅彦 「柿の種」
...其腐敗は則ち一なり帝國黨は自ら既成政黨の腐敗に襲はれずと揚言したれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...現内閣は自由黨と休戚を共にすると揚言したるに拘らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其自ら揚言する所を聞けば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...現内閣は自由党と休戚を共にすると揚言したるに拘らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...しかし西洋の人は戦いに出る時も炉辺(ろへん)と家庭と for hearth and home を揚言(ようげん)する...
新渡戸稲造 「自警録」
...君子は細行(さいこう)を顧みずなど揚言して...
福沢諭吉 「日本男子論」
...威嚇(いかく)的言辞を用いて新しい犯行を揚言(ようげん)し...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...「資本家を倒すのは人類のためだ」と揚言しながら「実はおれ自身のためだ」というさもしい欲求――「労働運動は多数を恃(たの)む卑怯者の群れだ」と罵倒しながら「おれの儲け処が貴様達にわかるものか」という陋劣(ろうれつ)な本心――「多数党如何に横暴なりとも正義が許さぬぞ」という物欲しさ――「本大臣は充分責任を負うております」という不誠意――どれもこれもその云う口の下からの鼻の表現に依って値打ちは付けられて...
夢野久作 「鼻の表現」
...揚言どおり桃井勢を二日にわたって打ち懲らした...
吉川英治 「私本太平記」
...左右へ放った揚言(ようげん)であったという...
吉川英治 「新書太閤記」
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