...揚州の塩務官高洲太吉氏は外国人にして揚州に官たるもの...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...ところが揚州は古来美人の産地として有名なところであり...
上村松園 「余齢初旅」
...揚州へ行けばきっとそういう婦人がいるという話をきいたのであった...
上村松園 「余齢初旅」
...ここのは揚州料理である...
上村松園 「余齢初旅」
...揚州料理はちょっとあっさりとして...
上村松園 「余齢初旅」
...十五年間一回もこの揚州へ帰ったことのない興哥は...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...その金で揚州の城東にある后土廟へ往って...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...禹貢の九州は冀州、州、青州、徐州、揚州、荊州、豫州、梁州、雍州となつて居るが、古書に九州のことを記載したものでは、この外に爾雅及び周禮の職方氏の九州がある...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...蕪村の句多からずといへども揚州の津(つ)も見えそめて雲の峰雲の峰四沢(したく)の水の涸(か)れてより旅意廿日路(はつかじ)の背中に立つや雲の峰の如き皆十分の力あるを覚ゆ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...揚州は大中十三年に宰相を罷(や)めた令狐綯が刺史(しし)になっている地である...
森鴎外 「魚玄機」
...揚州(ようしゅう)...
吉川英治 「三国志」
...いちはやく揚州の地へ去ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...揚州の刺史劉馥(りゅうふく)が...
吉川英治 「三国志」
...呉に面している揚州の司馬大都督曹休(そうきゅう)から上表があって...
吉川英治 「三国志」
...いわば金枝玉葉のひとりであるため揚州に鎮守していましたが...
吉川英治 「三国志」
...揚子江口なる揚州府の延光寺に和尚を尋ねて使節の船に便乗せむことを乞うた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その後三年ほど南京東北の揚州の知事をつとめ...
和辻哲郎 「鎖国」
...この度は大運河を通って揚州に出で...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??