...特に道義の昂揚を掲げておるのであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...ヨブ記全体の綱目を掲げて研究の便に供する...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...彼の解いた暗号文というのを先ず冒頭に掲げて置きましょうか...
江戸川乱歩 「黒手組」
...文面はこの話の冒頭に掲げて置きました「一度お伺い云々(うんぬん)」のあれです...
江戸川乱歩 「黒手組」
...左(さ)に一目で分る表にして掲げて置く...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...かつて船長が防柵で掲げてその下で戦ったあの国旗を翻しながら...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...海内唯一の理想を掲げて...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...この「日本むすめ(フラッパア)の寵神(アイドル)」――じっさいデエリイ何とか紙は羽左衛門の写真を掲げてこういう説明をつけていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...それよりも堂々ともっともらしい大看板を掲げてヒドイことをやっている奴が腐る程あるのではないか...
辻潤 「ふもれすく」
...御勘弁の程をお願い申しやす」全く白旗を掲げてしまったのを見て...
中里介山 「大菩薩峠」
...隣には宿屋の看板を掲げて歌三味線で夜晝囃し立てる家も出來て...
羽田亨 「聚樂廻り」
...「危険につき入るべからず」と貼紙が掲げてある...
原民喜 「廃墟から」
...すべてこのロス氏の探人広告を大きく掲げている...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...されどかかるわらべめきたるものをことさらに掲げて諸君に見(まみ)えんとにはあらず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...社会欄の下段に前夜ストランドの裏小路に起った殺人事件の顛末が掲げてあった...
松本泰 「日蔭の街」
...無理に借りて行つた自分の寫眞とを並べ掲げて世人の好奇心を迎へたのださうだ...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...仏壇に掲げてある小さな女の絵姿...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...ろうそくを高々と掲げて...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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