...上司の説得力には推服した...
...彼の弁明には私たちも推服せざるを得なかった...
...彼の議論は非常に説得力があり、私たちはすぐに推服した...
...彼の発言には全員が推服した...
...彼女の論理的な解釈には推服せずにいられなかった...
...大にMに推服してしまつたぢやあないか...
芥川龍之介 「創作」
...誰もが推服する指導者なき限り...
石原莞爾 「新日本の進路」
...瀕死の瀬戸際に臨んでも少しも挫(くじ)けなかった知識の向上慾の盛んなるには推服せざるを得なかった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...また必ずしも沼南の人物に推服するものばかりでもなかったから...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...Yに対する沼南の情誼に感奮した最初の推服を次第に減じたが...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...及びその何故に推服したるを知るべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...もし成り行きに任せ、モントルイュ・スュール・メールにとどまっているならば、自分の高い地位、自分の好評、自分の善業、人の推服、人の敬意、自分の慈善、自分の富、自分の高名、自分の徳、それらは皆罪悪に汚されるであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...少なくともこの人を大仁者の一人として推服しているのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...男谷の剣術だけは推服のほかなきことを観念しているところに...
中里介山 「大菩薩峠」
...壮士連はことごとく子路の明快闊達に推服した...
中島敦 「弟子」
...余が教授の文章にいたく推服したのはこの時である...
夏目漱石 「思い出す事など」
...日頃平次の腕や人柄に推服して居る喜三郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...日頃銭形平次の逞(たくま)しい智恵に推服(すいふく)し...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は襄に推服して置かざりしなり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...それと同時に不斷推服せる女性がなアんだあんな奴と結婚してと唾をひつかけてやりたく思つたこともある...
横瀬夜雨 「春」
...ひそかに推服(すいふく)していたのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵ながら推服(すいふく)している...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかしわたくしはこの比較的に簡素な四天王にも推服する...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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