...中央部に接ぎ合した葺屋根に似た小さな莚の屋根を持つ場所がある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そこで大隅学士の宿の前を走る電話線から別に二本の支線を接ぎ...
海野十三 「地球盗難」
...壁なり床のどこかに接ぎ目がありそうなもんじゃないか...
海野十三 「超人間X号」
...しきりとなにか針金を床下から引張りだして接ぎ合わせていた...
海野十三 「人間灰」
...胴のところで丁度接ぎあわせたようになっているじゃないか」「うん...
海野十三 「獏鸚」
...我輩一策を建つれば直(ただ)ちにこれに骨を接ぎ足し肉を付け...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...その古根は今でも村で接ぎ木の野生の台木に倹約につかわれ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それを一つ一つ接ぎ合せてみて...
中谷宇吉郎 「「光線の圧力」の話」
...ただこの象牙と竹を接ぎ合わした札を二三枚貰って来たかった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...骨接ぎも外科も言つて居るのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...骨接ぎも外科も言って居るのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから今度は雜木林に變らうとする接ぎ目から...
堀辰雄 「春日遲々」
...そしてそれらを接ぎ合せて...
堀辰雄 「鼠」
...そしてそれを接ぎ合せはじめてゐた...
堀辰雄 「鼠」
...現存する繍帳は片々たる小断欠を接ぎあわせたわずか方三尺たらずの小裂ゆえ一見すぐさまこれをもって一丈六尺四方の原形を想像することは難いけれども...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...瀬戸物の毀れを接ぎ合せることも出来た...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...――骨接ぎがへたくそだったんだよ...
山本周五郎 「追いついた夢」
...それから一句一句の接ぎ目でこう言った...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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