「掛ける」の意味
何かを上に置く
小説での「掛ける」の使い方
...お嬢さんは框(かまち)へ掛けるのを猶予(ためら)わなかった...
泉鏡花 「薄紅梅」
...人に迷惑を掛けるものか...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...良人(をつと)の泡鳴氏が新聞社に出掛けると...
薄田泣菫 「茶話」
......
高木貞治 「ヒルベルト訪問記」
...奧さん徳利を貸して下さい」と三藏は自分で出掛ける...
高濱虚子 「俳諧師」
...併し今ま千五百萬圓掛けると雖も今日の谷中村を拵へることは中々六ヶ敷ことである...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...眞先に立つた奴が喙へて隅の方へ逃げて行くと忽ち五六羽その跡を追ひ掛ける...
長塚節 「栗毛虫」
...ここを火曜の急行で出るとするとなどと相談を掛けるから...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...私共は想像を追掛けるのでなく...
野口米次郎 「能楽論」
...臭い息なんか掛けると罰が當るよ」桃色の啖呵(たんか)が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺が聲を掛けるまでは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さつさと消えてなくならねえと水をブツ掛けるぞ」八五郎の手は口より早く動いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...演芸放送の立聴きと出掛ける...
羽志主水 「越後獅子」
...光子さんは出掛ける気がしませんでした...
牧野信一 「蛍」
...声を掛けるとニャアと謂ったりするのもあった...
柳田國男 「どら猫観察記」
...斜陽の検印(二万)を持って修治さんと御一緒に東京へ出掛ける...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...レニエ氏も何時(なんどき)夏季の旅行に出掛けるか知れないし...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...こういうふうなたちの赤ちゃんとしてはね」留針(ピン)彼女の許婚(いいなずけ)が戦争に出掛ける時...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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