...木の枝に掛かりたるのであったとのこと...
井上円了 「おばけの正体」
...紙鳶(たこ)が樹の枝に掛かり...
井上円了 「おばけの正体」
...通り掛かりの参詣(さんけい)仲間の人たちが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...荒けずりから仕上げに掛かり...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...雛形に取り掛かりました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そういう方面から有益な手掛かりを得られないとも限らないからである...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...現象のいかなる相貌(そうぼう)をつかまえてこれにそのような分析を加えるべきかの手掛かりを得るに苦しむのが常である...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...少し手掛かりを失って一時シャンマティユーを誤認したという屈辱の感は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二側になったチューブの横棒(バア)にハンガアが三百ほど掛かり...
久生十蘭 「あなたも私も」
...倚(よ)り掛かりの高い...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「鐘塔の悪魔」
...手掛かりも、リッチフォード夫人にあります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...壁には趣味のいい版画がいくつか掛かり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...手掛かりはここへ来るもう一人の男……」「あなた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...仏尊は執心掛かりて...
牧野信一 「極夜の記」
...仙人も足掛かりなしに飛び得ないと想うたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...あなた方の魔法にお掛かりになるのを...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...互におもたれ掛かりなすって...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...何でも私の家来が四五日前に彼(か)の山へ小鳥を捕りに参りました時に一所に網に掛かりましたのだそうで...
夢野久作 「白髪小僧」
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