...模倣を排す私は店格ということをいい...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...ハイネがこの伝説を排する能わざりしは...
高木敏雄 「比較神話学」
...吾人は歐洲を排するが如く...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...労農政府の法律に準拠して戸を排すると...
谷譲次 「踊る地平線」
...想像を排すまた想像を排さなければならないやうな時代が来た...
田山録弥 「エンジンの響」
...他のあらゆる物體を排する如くに空間を充たすところの性質を有するもの...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...他のあらゆる物体を排するごとくに空間を充たすところの性質を有するもの...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...どうして汚濁を排することができよう」ああ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...又は平等を愛して差別を排するとか何とか云(い)う説もあろうが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...極端にいへば俗人は陳腐を好みて新奇を排するの傾向あり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...習慣を単なる経験から生ずるもののように考える機械的な見方を排することが必要である...
三木清 「人生論ノート」
...アリストテレスは矛盾律の定式において、それ自身としてそれ自身において限定され、両義性を排する、物における不可分の点に達しようとしたのであって、物におけるかような不可分の点とは物におけるイデア的なもの、形相にほかならぬ...
三木清 「哲学入門」
...この頃分析を排する傾向があるが...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...そのときには相排する二つの思想は實質的には同一のものを意味してゐるのであるから...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...かかる事はむやみに自我に執して他を排すべきにあらず...
南方熊楠 「十二支考」
...暴君を排する自由をたたえつつ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...機械を排する道という意味ではない...
柳宗悦 「工藝の道」
...婦人運動を排する諸声(もろごゑ)の如何(いか)に高ければとて...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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