...危険で絶対に排斥すべきもの」と言っている...
石原莞爾 「戦争史大観」
...お客が来て格子を排(あ)けた途端に飛出し...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...われら荊棘を排し...
大町桂月 「春の筑波山」
...「安排」は「術」である...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...人口52863人のマーサー・ティドヴィルは全く排水系が無く...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...ある朝「バイカル!」の声にあわてて窓かけを排すると...
谷譲次 「踊る地平線」
...例の大陸朝飯(あさめし)――珈琲(コーヒー)・巻麺麭(まきパン)・人造蜂蜜・インクの香(におい)の濃い新聞・女中の微笑とこれだけから構成されてる――を極度に排斥して...
谷譲次 「踊る地平線」
...須(すべから)くこれらの誤謬と妄想とを世間から排除することに勉むべきである...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...臆説(おくせつ)をも初めから排する事なく...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...(但しここに形而上学というのはカントが批難しようとして果し得ず又徹底的には排除しようと欲しなかったあの形而上学の意味であるが...
戸坂潤 「辞典」
...其の意專ら獵官收賄の行動を排斥するに存し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...同じ種類の人々をたがいに排斥させる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...排擠(はいせい)...
中里介山 「大菩薩峠」
...排日は到る処に行われ...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...両側には排水の溝を備えて日毎(ごと)に延びて行った...
本庄陸男 「石狩川」
...文等の語はいと古き代より用ゐ來りたれば日本語と見做すべしなどいふ人も可有之候へどいと古き代の人は其頃新しく輸入したる語を用ゐたる者にて此姑息論者が當時に生れ居らばそれをも排斥致し候ひけん...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...私たちの社会から排除する...
宮本百合子 「合図の旗」
...こういう助力によって遂にキリスト教排斥派を鎮定し得た天草の領主は...
和辻哲郎 「鎖国」
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