...一體辻斬といふものは、据物斬の要領で、最初の一と太刀を損ずれば、刀を引いて引揚げるのが本當です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...据物斬(すゑものぎり)の腕がなきや人間の首は切れねえ」「――」「奧座敷か奧庭で斬つたから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...据物斬(すえものぎり)の腕がなきゃ人間の首は切れねえ」「…………」「奥座敷か奥庭で斬ったから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...据物斬(すえものぎり)の名人でなければなりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――据物(すえもの)斬の名人だろうが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...据物(すゑもの)斬の名人で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...獨りで業を勵んで据物斬の名人になつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まさかあの女房が据物斬りの名人では通りますまい」「な……な……なるほど……」「ハハハ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...倒れた新九郎を据物試しに斬り伏せようとした時...
吉川英治 「剣難女難」
...友達の誼(よし)みもない』『けれど……そうして御自慢なさる据物斬(すえものぎり)のお腕前は...
吉川英治 「夏虫行燈」
...据物斬(すえものぎ)りの達者らしいというこった」「ご親切様……」銀五郎は丁寧に会釈(えしゃく)をして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...丹石流(たんせきりゅう)の据物斬(すえものぎ)りに非凡な技(わざ)をもち...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...据物斬りの見物が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...据物斬(すえものぎ)り! 息を計っていたのである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...据物斬(すえものぎ)り...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...まるで据物(すえもの)同然に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...次の据物を斬らせてやらっしゃい』『それには及ばぬ』環は...
吉川英治 「山浦清麿」
...――して、据物には、何を置くか』『何なりとも』『よし』直胤は、古兜(ふるかぶと)の鉢金(はちがね)を、壇に据えさせた...
吉川英治 「山浦清麿」
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