例文・使い方一覧でみる「捨てるほど」の意味
スポンサーリンク...学問のできる美しい方が掃いて捨てるほど集まってきてよきっと... 
有島武郎 「ドモ又の死」
...命を捨てるほどの思いであの人を慕い...
太宰治 「駈込み訴え」
...食糧だって腐って捨てるほどあった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...「斬り捨てるほどの代物（しろもの）でもない」「然らば拙者が預かろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...そなたの家には箒（ほうき）で掃いて箕（み）で捨てるほどあろうけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...子を捨てるほどの無慈悲な親に...
中里介山 「大菩薩峠」
...その母親が子を捨てるほどの母の姿としてはいささか異様に見えないではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...元より斬って捨てるほどの相手ではありません...
野村胡堂 「十字架観音」
...掃いて捨てるほどありました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「躓く人間は箒いて捨てるほどありますからね...
林芙美子 「浮雲」
...産業予備軍が捨てるほどおります...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...土地はいくらでもある」「ご尤（もっと）も」「捨てるほどある」「そうそう...
本庄陸男 「石狩川」
...それもここにては掃き捨てるほどぞかし...
正岡子規 「旅」
...彼奴を追つかけまわしている女は掃いて捨てるほど居るんです...
三好十郎 「肌の匂い」
...そんな話は掃いて捨てるほどころがってるわ」「まあ聞けよ」栄二は酒を啜り...
山本周五郎 「さぶ」
...田舎で秀才などといわれる者も江戸へゆけば掃いて捨てるほどいるのですからね...
山本周五郎 「日本婦道記」
...掃いて捨てるほどいるという表現も聞きのがせなかった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...絞って捨てるほどよく出る乳だった...
山本周五郎 「柳橋物語」
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