...用意の捕縄をとりだしたかとみますと...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...旦那の前だが今さら十手捕縄をお返しする歳でもあるめえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手も捕縄も役には立たなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手と捕縄と、啖呵(たんか)と、長(なんが)い顔と、あらゆる攻め道具を試みましたが、婆アは、遠藤左馬太に買収されたとは言ってくれません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手や捕縄を屁(へ)とも思わない爺(じじ)イでしたよ」ガラッ八はそんな事を言いながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手捕縄の誼(よしみ)を超えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんな事になるかもわからない」石原の利助の病躯(びょうく)を助けて十手捕縄を預かっている若い新吉にしては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前さんは十手捕縄を預かる立派な御用聞かと思ったら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分」八五郎は袂(たもと)の中の捕縄をまさぐりながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腰には十手も捕縄も用意してある...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その女性の影を見たとき――そして捕縄(ほじょう)に手をふれた刹那には...
吉川英治 「大岡越前」
...捕縄の一端から、電流のような力がピンと張ってくると、孫兵衛は、踵(かかと)を土にめりこましたまま、ズルズルと二、三尺うしろへ引かれた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...用捨(ようしゃ)のない捕縄の端で...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...十手(て)捕縄(とりなわ)をとって三十年...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...捕縄供養(とりなわくよう)四...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...波越は腕につかんでいる捕縄(とりなわ)を...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...愛縄堂(あいじょうどう)の捕縄供養(とりなわくよう)の時に...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...捕縄(ほじょう)を斬り払った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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