...用意の捕縄をとりだしたかとみますと...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...十手捕縄を召上げられるような事があっては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...右手に懐を捜(さぐ)ると取出したのは一条の捕縄...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手や捕縄を屁(へ)とも思わない爺(じじ)イでしたよ」ガラッ八はそんな事を言いながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...近いうちに十手捕縄をお取上げになるだろうという噂(うわさ)さえ立っているのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あんなのがいるぜ」「いよいよ十手捕縄返上したくなりますよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...裏口から逃出してしまったんで――太え阿魔じゃありませんか」床柱に残った捕縄を見せながら八五郎は地団太を踏むのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...片手業で懐ろの捕縄を探ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手捕縄を返上しても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前さんは十手捕縄を預かる立派な御用聞かと思ったら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前は試胆会に誘われもしないだろうが」これは十手(じって)捕縄(とりなわ)の功徳(くどく)でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(切れた捕縄を投げて)さあ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...武士の捕縄にゆだねたわが子大塔ノ宮の縄目姿を...
吉川英治 「私本太平記」
...ましてや杢之進の持つ弄具(おもちゃ)同様な十手や捕縄(とりなわ)で...
吉川英治 「増長天王」
...投げての知れない捕縄(とりなわ)が飛んできて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...人一倍長い捕縄(とりなわ)の束でアアなっているのだろうと恐(こわ)がられている手先である...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...捕縄の端を三尺ばかり垂らして持った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...肌身を離したことのない捕縄も...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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