...一挺のピストルを引き出しました...
芥川龍之介 「アグニの神」
...黒服の下からニューッとつき出された十挺の拳銃...
海野十三 「太平洋魔城」
...他の三挺はボートと一緒に沈んだのである...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...「今回の事件に際し身を挺して克く防衛の任務を尽し...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...一挺の乗物が通りは致しませんでしたろうか...
中里介山 「大菩薩峠」
...古い木樵り道は上の千挺木の尾根にあるが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...一番上に置いた鑿が一挺...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私はこの一挺のヴァイオリンが欲しかったのです...
野村胡堂 「天才兄妹」
...ススキの花穂が高く挺出しているのは風を迎えるに都合が好いからである...
牧野富太郎 「植物記」
...膚(はだえ)艶に辞(ことば)潔く妙相奇挺(きてい)黒白短なく...
南方熊楠 「十二支考」
...……そのうちに今一挺...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...六挺の櫓(ろ)は...
吉川英治 「私本太平記」
...一挺(ちょう)の鉄砲...
吉川英治 「新書太閤記」
...例の二挺(ちょう)斧(おの)を諸手(もろて)に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...二挺のはや駕籠の裡からひびいた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...一挺が二十五両だった...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...一挺の駕尻(かごじり)を下ろしてしまった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...二挺(ちょう)の駕がおろされた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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