...遂に政略が作戦を指導するまでにも至るのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...政党の人は輿論を指導するべきの働きが起ったか...
大隈重信 「憲政に於ける輿論の勢力」
...果たしてよく教育しまた遺憾なく指導することが出来るであろうか...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それでは後輩を指導するとは云えぬのであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...今一つは多年余を誨誡(かいかい)し指導する事の上に責任と興味とを持っていた居士に今日の最後の一言で絶望せしめたという事に就いて申訳のないような悔恨の情もこみ上げて来た...
高浜虚子 「子規居士と余」
...原則は殆んど完全に科学そのものを指導するように見える...
戸坂潤 「科学論」
...現在の自然科学に仕えそして然る後に之を指導することの出来る唯一の自然哲学となるだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...それは社会主義建設を指導するための理論だからであって...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...加うるに理論活動を指導するような組織もないので...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...解剖し説明し批判し指導するために...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...若し伊藤侯にして此の際舊自由黨に入りて之れを指導するに至らば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼は高遠なる理想を以て埃及を指導するよりも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...娘の教育を指導することがとうていできなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は始めてあなたを指導する資格を...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...パクトおよびバステットは子供を作り出産を指導する神として崇拝された...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...他人種を統治指導する能力等諸種能力具有の程度...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...指導することとなる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...藩で指導するまでもなく...
吉川英治 「銀河まつり」
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