...又(また)指導役(しどうやく)のお爺(じい)さんも『瀑布(たき)にはかからんでも...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...無線室の怪「リット団長閣下、飛行島の主要部は、すっかり灯火管制下にあります」と、担任士官が報告をすると、少将はにこりともせず、窓の外を指さし、「あれが完全管制だとは、なんという情ないことだ」と、檣(マスト)の上などにまだ消しのこされた灯火を指さした...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...魚戸は、僕たちの駈けあがってきたのを見ると、きつい顔付のまま満足げに肯(うなず)いて、窓の外を指し、「いま、本艇は大作業を始めている...
海野十三 「宇宙尖兵」
...いいだしにつかわれてるのよ」そう言って彼女は寝床の一つを指して鼻の先でフフンと笑った...
海野十三 「ネオン横丁殺人事件」
...されば、初には、附録として、語法指南、字音假名づかひ、名乘字のよみ、地名苗字などの讀みがたきもの、和字、譌字、又は、諺、など添へむの心なりしかど、(語法指南のみは、篇首に載せつ)今はしばらくこゝにとぢめて、再版の時を待つことゝはせり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...彼は楠の方へ殆んど行きっきりで人々を指図していた...
豊島与志雄 「楠の話」
...そのひとりに出会えばすぐに名指(ざ)すことができる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...默つて居るから、何にも知らずに居ると思ふと、女は矢張り氣が廻るんだね――」半分は獨り言のやうに呟(つぶや)き乍ら、三郎兵衞の指は、輕くうな垂れたお桃を指すのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...戌刻(いつゝ)(八時)でせう」八五郎はでつかい指を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...指ざす方に日は出らめ...
萩原朔太郎 「絶句四章」
...指が少しもすべらなかつたことが分かる...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...「身どもの国許(くにもと)のことででもござるのか」「さよう――」と堀は指につばをつけて罫紙(けいし)の文字に目を走らせながら云った...
本庄陸男 「石狩川」
...一本(ぽん)の指(ゆび)で其額(そのひたひ)を抑(おさ)え...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...この人指し指と中指の間から出てる筋...
宮本百合子 「高台寺」
...一人がどこででもそっとその指をあげれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...挙げて数うれば五指に余る国法の大罪を犯した者...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...寝殿の奥を指さして...
吉川英治 「源頼朝」
...こんどは神奈川版と書かれた面を指(ゆびさ)した...
蘭郁二郎 「睡魔」
便利!手書き漢字入力検索
