...實に氣持ちのいい景色だ...
岩野泡鳴 「日高十勝の記憶」
...實に氣持ちのいい景色だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...僕は兄さまの苦しみを半分わけて背負って上げるがなあ』薫さんは相変らず気持ちのいい人でした...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「恐怖の幻兵団員」
...単に体裁の上からでも毒々しい広告欄をのけてしまったら今の新聞はもう少し気持ちのいいものになりはしないだろうか...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...これは見ていても気持ちのいいものである...
寺田寅彦 「備忘録」
...そのほかの若い生物学者や地質学者やみんなまじめで上品で気持ちのいい人たちであった...
寺田寅彦 「北氷洋の氷の割れる音」
...これはあまり気持ちのいい物ではない...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...「ほんとに御心持ちのいいようにしてあげなくてはいけないよ...
豊島与志雄 「恩人」
...それは気持ちのいい方です...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...やぶれかぶれな気持ちになると云うものは全く気持ちのいいものだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...間もなく座持ちのいい乙姫さまが立ち現れて来ます...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それにいかにも春先きらしい氣持ちのいい天氣だつたので...
堀辰雄 「春淺き日に」
...少なくともわたしは暖かな心持ちのいい記憶(きおく)を持っている...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...それにしても気持ちのいいものではなかった...
山之口貘 「私の青年時代」
...ステキに気持ちのいいスピードをかけるのであったが...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...理屈なしに或る気持ちのいい芸術的の感銘を受けられる...
夢野久作 「能とは何か」
...彼はなるだけ人々の中から氣持ちのいい所ばかりを搜すやうに努めて歩いた...
横光利一 「悲しみの代價」
...非常に気持ちのいい芸風である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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