...戸外の二人はこの老人を殺されたスティーフンと面だちが似ているのを見て...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...すこし淋しみのある面だちの...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...私の面だちは、両家の誰の面影をも伝へてゐなかつた……自分は、何処までも弱々しくそんな想ひが伸びて行くのに、踏み止まる力を失ひ、煙の中に吸はれ込んで自分の姿も掻き消えてしまひさうだつた...
牧野信一 「蔭ひなた」
...彫(ほり)のふかい面だちを真面(まとも)に白くふり向けて...
吉川英治 「江戸三国志」
...ふっくら豊頬(ほうきょう)な面だちであるが...
吉川英治 「源頼朝」
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