...拱廊(きょうろう)のあいだから見あげると...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...腕を拱(こまぬ)いて考えたり...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...隣の老拱の歌声はバッタリ歇(や)んで咸亨酒店は灯火(あかり)を消した...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...二人で手を拱(こまね)いたり...
高濱虚子 「俳諧師」
...路地や拱門路からは...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...いかにも腕を拱(こまぬ)く...
外村繁 「夢幻泡影」
...腕を拱いて考えていました時...
豊島与志雄 「碑文」
...腕を拱(こまね)いていた柳田平治が...
中里介山 「大菩薩峠」
...アラビア風の拱門から垂れた蔓草の白い花も...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...平次は腕を拱(こまぬ)いて凝(じっ)と考え込みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次も手を拱(こまぬ)いて見て居るばかりです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...黙然(もくぜん)として腕を拱(く)んだ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...みんな腕を拱(く)んだ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...腕を拱(く)んで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...黙然(もくねん)と腕拱(うでぐ)みしながら...
吉川英治 「松のや露八」
...外に立って腕拱(うでぐ)みして入り直して来た彼とは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...腕を拱(く)んで...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...丸天井の対称性を損ねる形で唯一拱道を欠く部分には高さ四メートル近いアーチが洞穴のように黒々と口を開いていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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