...老拱等が出て行ったので咸亨酒店は店を閉めた...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...「こんな狐につままれた様な事件は初めてだ」と腕を拱(こまね)くばかりだ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...その時までじつと手を拱いて考へ込んでゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...批評と云っても単に手を拱いて徒に眼ばかり肥えて高くなった実行上の無能力を意味するのでもない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...腕を拱いたまま黙ってしまった...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...拱廊(きょうろう)の下にはガス灯がともってい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...堂上公卿が得たりとばかり手を拱(きょう)してはいないのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...捕まえることもどうすることも出来ない」平次は深々と腕を拱(こまぬ)きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...深々と腕を拱(こまぬ)いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御屋敷に心当りはありませんか」「ない」孫三郎は深々と腕を拱(こまぬ)いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このとき初めて腕を拱(こまぬ)きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――これがね」平次の真似をしてガラッ八も高々と腕を拱(こまぬ)きましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...徒然(つくねん)と机の辺(ほとり)に蹲踞(うずくま)ッたまま腕を拱(く)み顋(あご)を襟(えり)に埋めて懊悩(おうのう)たる物思いに沈んだ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...手を拱(こまぬ)いて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...朝毎(ごと)に海岸に打ち揚げられる漂流物のように唯(ただ)手を拱(こまね)いて悲しげに眺(なが)めたことか...
堀辰雄 「鳥料理」
...それから眼と唇を閉じて腕を拱(く)んでジッと何か考えていたが...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...拱手(きょうしゅ)して戦わなかったことなどもある...
吉川英治 「新書太閤記」
...腕拱(うでぐ)みをしたまま夜が明ける...
吉川英治 「松のや露八」
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