...これをもつて源太をうすばかのように考えるならば考えるほうがよつぽどどうかしている...
伊丹万作 「余裕のことなど」
...少し薄馬鹿(うすばか)ななまけ者で...
豊島与志雄 「ひでり狐」
...薄馬鹿(うすばか)のような奴を好いてウンと集まる...
中里介山 「大菩薩峠」
...薄馬鹿野郎(うすばかやらう)め...
樋口一葉 「たけくらべ」
...可哀相な事にそのマユミは学問上で早発性痴呆という半分生れ付みたような薄白痴(うすばか)であった...
夢野久作 「巡査辞職」
...薄白痴(うすばか)のマユミが一心不乱に土の上を這いまわって行くのを...
夢野久作 「巡査辞職」
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