...この店の招牌はとても目立っている...
...彼女の招牌料理は絶品だ...
...招牌イベントがあるから参加してみたい...
...店の招牌に書かれた特売情報が気になる...
...彼女の可愛らしい笑顔がこの店の招牌だ...
...處々に懸けし招牌(せうはい)には押韻(あふゐん)したる文もて精進食(せじみしよく)の名を列べ擧げたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...札幌は狹くつても新聞記者の招牌(かんばん)は出されないからね...
石川啄木 「札幌」
...札幌はいくら狭くつても新聞記者の招牌(かんばん)は出されないからね...
石川啄木 「札幌」
...ふと夢に物おびえして喘ぐかに經師(きやうじ)が家の招牌(ふだ)もこそ歎きぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...強烈な色彩の招牌(しょうはい)(カンバン)や招旗(旗カンバン)が街の両側をびっしり埋めているのに驚いたりしていた...
高見順 「いやな感じ」
...路側(みちばた)のさまざまの商店やら招牌(かんばん)やらが走馬燈のように眼の前を通るが...
田山花袋 「少女病」
...昔の伊達気分などはもはや少しも持っていないだろうと思われるような小料理屋の招牌(かんばん)にも...
田山花袋 「日本橋附近」
...政友会が災害予算の追加を招牌に掲げたのは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...どこにぶらさげた招牌(かんばん)があるではなし交易をしてどうなるといふあてもありはしない...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...覘(ねら)って来た招牌の蔭に...
羽志主水 「越後獅子」
...まだその片方の店先きにぶらさがつてゐる ICE & FLOWERS といふ招牌の文字だけは...
堀辰雄 「匈奴の森など」
......
槇村浩 「生ける銃架」
...薄暗い廻り梯子を踏んで上がつて行くと肥満(ふと)つた南欧人らしい女主人が招牌(かんばん)どほりの金輪に乗つてゐる白鸚鵡に餌をやつてゐたりした...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...ビールの招牌(かんばん)にありそうな便々とした腹を持っていて普通の洋服では釦(ぼたん)が合わん仕立屋がズボンの仕立に閉口する位だ...
村井弦斎 「食道楽」
...招牌(しょうはい)や幟(のぼり)を切り抜けて...
横光利一 「上海」
...金色の招牌(しょうはい)の下から流れて来た...
横光利一 「上海」
...頭の上から垂れ下った招牌や幟(のぼり)が...
横光利一 「上海」
...招牌の下に翡翠(ひすい)の満ちた街並が潜んでいた...
横光利一 「上海」
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