...この招婿婚の問題にしても...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...招婿婚の語は、一般に学術語化しているから、私も便宜上用いるわけであるが、語義からいえば、matrilocal marriage(母所婚)か、わが古語の妻問(ツマドヒ)とするのが正しいであろう...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...つまり招婿婚は、国初以前から室町におよぶ長期間継続した著名な現象であるが、その内面に母系族制から父系のそれへの完全移行を、きわめて秩序正しく具体的に裏づけているのである...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...招婿婚を特殊の小現象と片づけたり...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
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