例文・使い方一覧でみる「拇指」の意味
スポンサーリンク...拇指を使って釘を打つ... 
...神経の障害で拇指が動かしにくい...
...釣りをするときは拇指で糸を張る...
...好きなものを選ぶときには拇指を立ててOKを示すことがある...
...このゲームでは拇指を使って操作する...
...……」といって「深夜の市長」は自分の拇指を目の前へ出して...
海野十三 「深夜の市長」
...拇指の腹でこの彫りのところを思いきりギュッとこする癖があるのです...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...ある人物の拇指紋（ぼしもん）が封蝋（ふうろう）の上に残っていたのを利用して...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...つまずいて足の拇指の爪をはいだ...
大杉栄 「続獄中記」
...桑を切るとて大きな桑切庖丁を左の掌（てのひら）の拇指（おやゆび）の根にざっくり切り込んだ其疵痕（きずあと）は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...腹部に拇指大の塊りが出来ていた...
豊島与志雄 「二つの途」
...平べったい拇指の爪をバッファーで丹念にこすっていた...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...拇指と人差指で挾んだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...薄いゴム膜を拇指と人差指との爪の先でひねって...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...「しかし鉄片が磁石に逢（お）うたら？」「はじめて逢うても会釈（えしゃく）はなかろ」と拇指の穴を逆（さか）に撫（な）でて澄ましている...
夏目漱石 「一夜」
...寄て見ると左の拇指と人指し指とを創（いため）て居りました――...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...拇指（おやゆび）を右の耳朶（みみたぶ）におくのでした...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...足の拇指さへ動してゐれば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...殴ったとき拇指（おやゆび）の爪が当ったのだろう...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...その重なり合った拇指がいつ動くかと思って...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...それから私はハンカチの上の両端を左右の拇指（おやゆび）と食指（くすりゆび）でしっかりと摘んで...
夢野久作 「暗黒公使」
...「ア痛（いた）ッ」と叫（さけ）んだのはその拇指（おやゆび）を...
吉川英治 「神州天馬侠」
...プツンと拇指（おやゆび）で鍔裏（つばうら）を押しきっていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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