...進歩的な国民を絶望に追い込むファッショ反動の政治を抬頭せしめ...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...(「ぷろふいる」昭和十年十二月号)〔註〕 戦後は「心理的スリラア」が抬頭(たいとう)し...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...そして時々頭を抬(もた)げて...
徳田秋声 「黴」
...」浅井が興奮したような顔を抬(もた)げて言い出した...
徳田秋声 「爛」
...」お今はふと想い出したように頭を抬(あ)げた...
徳田秋声 「爛」
...そして沈黙の合間合間に頭を抬げようとする反撥の感情があるのに気附いていた...
豊島与志雄 「恩人」
...凡て新らしい思想なり見解なりが抬頭する場合には...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...そして時々頭を抬げて...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...新たな私小説の抬頭が仄見える...
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」
...軍人らがふたたび抬頭する理由を与える...
蜷川新 「天皇」
...薩藩左派の抬頭を報じてやがて薩藩極左派と連絡できる素因をつくったのは長州竹崎の商人白石廉作(しらいしれんさく)である...
服部之総 「新撰組」
...資本の抬頭と商業の拡大とは漸次国家の統一...
平林初之輔 「文学方法論」
...これを所有し得る階級の勢力が俄然として抬頭して来たことは...
平林初之輔 「文学方法論」
...少しづつ頭を抬げて...
北條民雄 「年頭雑感」
...ところがそこに植物があるのでここにはじめてこの問題が抬起する...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...幸運の抬い物でもしたように...
吉川英治 「江戸三国志」
...市債の抬頭(たいとう)等の変化を見せたが...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
...同じ武士階級のなかから反キリスト教的な運動が抬頭してくるという現象は...
和辻哲郎 「鎖国」
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