...今宵もそのお気に入りの折助をつれて柳町の旗亭(きてい)へ飲みに来ていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...群がり来る折助の面を望んでは縦一文字...
中里介山 「大菩薩峠」
...多勢(たぜい)を恃む折助...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうすればこんな折助なんぞ幾人来たって...
中里介山 「大菩薩峠」
...一応この折助どもに謝罪(あやま)ってみるべき儀でありましたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...たかの知れた折助どもでございますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...二朱じゃやすい」と風邪を引いた折助は...
中里介山 「大菩薩峠」
...「竹竿で足を打払(ぶっぱら)え」折助は物干竿(ものほしざお)を幾本も担ぎ出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことにお銀様が悪い折助にからかわれていらっしゃるところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...折助の社会は人間並みの社会ではないのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...折助がこの席に着いた時分は、駒井能登守はもう着座していた後のことであって、折助は、桟敷下の蓆(むしろ)の上へ胡坐(あぐら)をかいて、人集(ひとだか)りの模様には頓着なく、まず酒樽の酒を片口(かたくち)へうつして、それを茶碗へさして廻り、そこから蒟蒻(こんにゃく)や油揚や芋の煮しめの経木皮包(きょうぎがわづつみ)を拡げ、冷(ひや)でその酒を飲み廻し、煮しめを摘みながら、おもむろに桟敷から桟敷、見物から見物を見廻すのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...折助言葉のさげすみを買った所以(ゆえん)がよくわかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...折助(をりすけ)や中間が持つてゐちや惡いのかえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伊保木家の折助が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二人の折助に金太郎の死骸を運ばせ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其折助へは酒手にても取らせて追ひ返し...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...論者は我日本をして折助と鬪はしめんと欲する乎...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...川人足や折助(おりすけ)たち相手の荒っぽい居酒屋があるのだが...
山本周五郎 「さぶ」
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