...骨が折れるものだ...
會津八一 「趣味の向上」
...ポキッと折れてしまいました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...此樹の下から左に折れると凹凸の劇しい藪路...
石川啄木 「葬列」
...北の村端から東に折れると...
石川啄木 「天鵞絨」
...実はこれほど厄介な骨の折れることはないのです...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...路は其処から右へ折れていた...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...洗濯はなか/\骨が折れる...
種田山頭火 「其中日記」
...偏しない骨の折れない程度に止(とど)めた方がいい...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...「折れて承知ならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが案外骨が折れます...
中里介山 「大菩薩峠」
...急に折れて来たのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...頭を下げて聞き出しては我が折れる...
夏目漱石 「虞美人草」
...往來に崩折れて居るのは紛れもないお吉...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大地に崩折れて、ひた泣く黒い影を後に、その後ろに従うガラッ八も、今晩ばかりは無駄口を叩く気力もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼の涙は流るるも、その心は折れず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...折れも曲りもしないのだから癪(しゃく)に障(さわ)る...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...それを訂正するのは骨が折れました...
吉川英治 「小説のタネ」
...弓も折れ矢も尽きていたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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