...「その本は抄訳版もあるから、読みやすいよ...
...このWEBページは抄訳されているので、理解しやすいです...
...教師採用試験の問題は、抄訳版の解答が用意されています...
...外国語の本を読むときには、抄訳版も併せて読むと良いです...
...この小説は抄訳して英語に翻訳されたそうです...
...ただ甚だ愛誦するに足る抄訳本と云ふ位のものである...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...(評釈) 極度に切りつめた抄訳ではあるが...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...なを、此の本は、少し前に、他の人の手で訳されて出てゐますが、それは、抄訳で、しかもポオル叔父さんの一番お得意な、全巻の三分の一をしめてゐる、虫の話が全部ぬいてありますので、別にまた此の書を出すのも決して無意味ではあるまいとおもひます...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...明治十五年にベイン(Bain)の Mental Science を抄訳して...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...適宜抄訳意訳に簡単な註釈も加え御紹介しておきたい...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...外国文学では流行していたアーヴィングの「スケッチ・ブック」やユーゴーの「レ・ミゼラブル」の英語の抄訳本などをおぼつかない語学の力で拾い読みをしていた...
寺田寅彦 「科学と文学」
...自分の見たのは英訳の抄訳本(しょうやくぼん)でただ物語の筋だけのものであった...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...之を言論に翻訳したり抄訳したりすることは出来る...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...わざと大意丈(だけ)を抄訳した此(この)一節を読んで見ても...
夏目漱石 「点頭録」
...この草稿といふのはそれは併し文語体を以てした抄訳であつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...念の為其通信の一節を左に抄訳する...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...また明治十二年大阪で出版せられた松本駒次郎抄訳の『植学啓蒙』の如きがこれである...
牧野富太郎 「植物記」
...多少拙註を加えて左に抄訳せり...
南方熊楠 「十二支考」
...『日本評論』ではパール・バックの「愛国者」という小説の抄訳か完訳か...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...バックの「この心の誇り」は鶴見の娘が訳して、しかも抄訳で、日本の読者に分りよくするためと云って、自分の感想を入れたというおそろしいしろものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『特殊の風格を備えたる先生の英文は翻訳をもってしては到底その真味を伝うる能(あた)わざるとともにその本旨にももとるものあるべきをおそれ……』その抄訳(しょうやく)さえも天心全集に収められなかったものを...
村岡博 「茶の本」
...それは旧露西亜(ロシア)のモスコー大学に属する心霊学界の非売雑誌に発表された新学説の抄訳紹介で「自分の魂に呼びかけられる実例」と題する論文であったが...
夢野久作 「木魂」
...強(し)いて簡略にしたり抄訳(しょうやく)したものでは...
吉川英治 「三国志」
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