例文・使い方一覧でみる「払底」の意味


スポンサーリンク

...彼の会社は経営不振で株価が大暴落し、ついには払底してしまった...   彼の会社は経営不振で株価が大暴落し、ついには払底してしまったの読み方

...あまりにも浪費家だったため、ついには財産を払底させてしまった...   あまりにも浪費家だったため、ついには財産を払底させてしまったの読み方

...水泳大会でトップだった彼が、最後の50mで大きくペースを落とし、結局払底した...   水泳大会でトップだった彼が、最後の50mで大きくペースを落とし、結局払底したの読み方

...爆弾テロの被害者救済のため、政府が大規模な資金援助を行って国庫を払底させた...   爆弾テロの被害者救済のため、政府が大規模な資金援助を行って国庫を払底させたの読み方

...ギャンブルにはまり、ついには全財産を払底してしまった友人に心を痛める...   ギャンブルにはまり、ついには全財産を払底してしまった友人に心を痛めるの読み方

...上海は家が払底(ふってい)していて...   上海は家が払底していての読み方
高見順 「いやな感じ」

...当方(こっち)は掛値なしの小銭払底なのだから...   当方は掛値なしの小銭払底なのだからの読み方
辰野九紫 「青バスの女」

...昨今は独逸製の良い薬が払底しているとかで...   昨今は独逸製の良い薬が払底しているとかでの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...一方では、砂糖は既に払底、塩も極度に不足、味噌醤油はとぎれがちという有様...   一方では、砂糖は既に払底、塩も極度に不足、味噌醤油はとぎれがちという有様の読み方
豊島与志雄 「或る日の対話」

...謂わば一種の公開図書室で、図書払底の折柄、研究員として出入の許可を求めてくる者が多かった...   謂わば一種の公開図書室で、図書払底の折柄、研究員として出入の許可を求めてくる者が多かったの読み方
豊島与志雄 「波多野邸」

...欧洲戦争の当時舶来の食料品の甚払底であった頃にも...   欧洲戦争の当時舶来の食料品の甚払底であった頃にもの読み方
永井荷風 「砂糖」

...古本屋は品物払底にてたま/\少しめづらしきものを得れば驚くばかりの値段をつける...   古本屋は品物払底にてたま/\少しめづらしきものを得れば驚くばかりの値段をつけるの読み方
永井荷風 「古本評判記」

...材木の払底を告げたところから...   材木の払底を告げたところからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...御影石(みかげいし)が払底(ふってい)なのかいと質問して見たら...   御影石が払底なのかいと質問して見たらの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...書く材料の払底(ふってい)になった今頃...   書く材料の払底になった今頃の読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...「訊きたいこととは?更(あらた)まって――そなたと、わしの間で――」広海屋は、持ち合せた盃を献(さ)そうとしたが、長崎屋は、それを、押しのけるようにして、「いや、まず、お預けにいたそう――実はそこどころではなく、わしの店でも騒いでいるので――」と、いって、屹(き)ッと、相手をみつめて、「こんな場所で、どうかと思うが、いそぐゆえ、伺いますが、こなたの上方(かみがた)の持米が船積みされ、今ごろは、もう、伊豆(いず)の岬にも、さしかかっているであろう――とのこと、実証でありますかな?」「おお、おお、そのはなしでしたか!」と、広海屋はさも、つまらないことのように、軽くうけて、「いかにも、さるお方のおすすめで、江戸はかように、米穀払底、今にも、米屋こわしでも、はじまるばかりになっている折柄、そういっては何だが、裕福な、物穀(ぶっこく)商人、さては、扶持(ふち)取り禄(ろく)高とりのお武家衆のみが、遊蕩(ゆうとう)の、遊楽のと、のんきでいるのは、天地に済まないこと――広海屋は、幸い、豊作の上方、西国に、たんまり米を持っているとのことゆえ、この場合、思い切って、持米を東にまわし、損を覚悟で売ったら、江戸の人々への恩返しになろう――第一、その方は、西の果てに生れ、江戸で商人の仲間にはいっていること、こんなときこそ、――一肌ぬがねばすむまいが、――そんな風に申されたので、のッぴきならず、大損を見こしての回漕――いや、もう、長崎屋さん、お互のことだが、他国者(よそもの)はつろうござんすな」ひどく、気軽に、しかも、不平たらだらのように、広海屋はいって、吸いつけた莨(たばこ)を、輪に吹いた...   「訊きたいこととは?更まって――そなたと、わしの間で――」広海屋は、持ち合せた盃を献そうとしたが、長崎屋は、それを、押しのけるようにして、「いや、まず、お預けにいたそう――実はそこどころではなく、わしの店でも騒いでいるので――」と、いって、屹ッと、相手をみつめて、「こんな場所で、どうかと思うが、いそぐゆえ、伺いますが、こなたの上方の持米が船積みされ、今ごろは、もう、伊豆の岬にも、さしかかっているであろう――とのこと、実証でありますかな?」「おお、おお、そのはなしでしたか!」と、広海屋はさも、つまらないことのように、軽くうけて、「いかにも、さるお方のおすすめで、江戸はかように、米穀払底、今にも、米屋こわしでも、はじまるばかりになっている折柄、そういっては何だが、裕福な、物穀商人、さては、扶持取り禄高とりのお武家衆のみが、遊蕩の、遊楽のと、のんきでいるのは、天地に済まないこと――広海屋は、幸い、豊作の上方、西国に、たんまり米を持っているとのことゆえ、この場合、思い切って、持米を東にまわし、損を覚悟で売ったら、江戸の人々への恩返しになろう――第一、その方は、西の果てに生れ、江戸で商人の仲間にはいっていること、こんなときこそ、――一肌ぬがねばすむまいが、――そんな風に申されたので、のッぴきならず、大損を見こしての回漕――いや、もう、長崎屋さん、お互のことだが、他国者はつろうござんすな」ひどく、気軽に、しかも、不平たらだらのように、広海屋はいって、吸いつけた莨を、輪に吹いたの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...東京じゅうに家が払底していた...   東京じゅうに家が払底していたの読み方
「朝の風」

...そこの職工さんたちの住居払底で...   そこの職工さんたちの住居払底での読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...そちらへ差入れの花も払底な時だから...   そちらへ差入れの花も払底な時だからの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...外品の払底が続き出した...   外品の払底が続き出したの読み方
横光利一 「上海」

...荷船の払底(ふってい)しているところ故...   荷船の払底しているところ故の読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...いい道が」こんなに道に払底した日もない...   いい道が」こんなに道に払底した日もないの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...どんな人材でも払底を告げている際だ...   どんな人材でも払底を告げている際だの読み方
吉川英治 「松のや露八」

「払底」の読みかた

「払底」の書き方・書き順

いろんなフォントで「払底」

「払底」の英語の意味


ランダム例文:
セコンド   熱辯   万古不変  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
武装解除   検討中   天王星  

スポンサーリンク

トップへ戻る