...手元に置いてあるものを指して、「御手許の○○から取り出してください」と言う...
...自分が考えたものや手作りの物を相手に手渡しながら「これ、御手許においで」と言う...
...仕事上、上司から命令される時に「御手許においてください」と言われることがある...
...素朴な疑問を持っている人が「この問題、御手許の解決策があれば教えてください」と相談する場合がある...
...若殿様はこの少納言の御手許で...
芥川龍之介 「邪宗門」
...日本では私の手許に最も良く集まっている結果となった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...現在手許にある私の縮図帖は三...
上村松園 「縮図帖」
...友人某氏が手許に遊んでいる二千円を一割の利子で融通してくれた...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...何時迄も(as long as she could)己が手許に置かうとした(wanted to keep him with her)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...手許にあるがお見せすることは出来ぬ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...どうして横田の手許にあるかも不思議だった...
豊島与志雄 「反抗」
...天子の手許の本と...
内藤湖南 「支那目録學」
...よくよくその手許を見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...目的のお手許金は御持参がないというのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...一つも平次の手許に届かなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お藤のお糸を搜し出して手許に育ててゐたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外に私の手許(てもと)にあった...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まだほんの少し手許(てもと)に残っていた...
原民喜 「永遠のみどり」
...手許(てもと)にあった五郎八茶碗を投げつけた...
本庄陸男 「石狩川」
...『現代ドイツ短篇集』は手許に来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...同翁の門下生に分与しようとされたものが現在故あって一纏めにして古賀得四郎氏の手許に預けられている...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...もし後の場合に彼れの手許に残るべき四分の三ブッシェルが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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