...手筈を立てる:会議の進行や計画を作る...
...手筈が狂う:計画通りに進まない、思い通りにならない...
...手筈を整える:計画をまとめ、整理する...
...手筈がある仕事:手続きや手順を決めた仕事...
...手筈を守る:計画通りに進めるように注意する...
...彼は友の葬儀について修道院の僧たちとしかるべき手筈(てはず)をととのえた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...その手筈が出來かかつた知らせであつたのかも知れない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...兼ねての手筈によりましていつでも灯火(あかり)を外に洩(も)れなくすることが出来るよう準備をし...
海野十三 「空襲葬送曲」
...夏子の家(うち)へ誘い込む手筈を通知した一通があった...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...送ってもらう手筈をうけた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...この上に出品を並べて審査する手筈...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...現場へはただちに判検事及び係りの警官や警察医が臨検に向う手筈になっていること...
平林初之輔 「犠牲者」
...かねての手筈通り...
正岡容 「我が圓朝研究」
...そのとき縁組をする手筈がつけてあったんだ」金はその目的で溜(た)めたものだ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...事を起こす手筈も教えてあります」「――おまえ残るか...
山本周五郎 「風流太平記」
...評定の席で会おうと云われました」「首尾はどうあると思う」「大藩取潰しの手筈をあかしたのですから...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その方の手筈には頗(すこぶ)る便利な訳だと思う...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...随意に本懐を遂げられたい」という手筈...
吉川英治 「剣難女難」
...かねての手筈である...
吉川英治 「三国志」
...即座に手筈をきめた...
吉川英治 「三国志」
...――先に上陸したお使いとの手筈もあること...
吉川英治 「私本太平記」
...柴田勝家を討ち取る手筈あって...
吉川英治 「新書太閤記」
...済州(さいしゅう)からこれへ連れてくる手筈になっている...
吉川英治 「新・水滸伝」
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