...手筈を立てる:会議の進行や計画を作る...
...手筈が狂う:計画通りに進まない、思い通りにならない...
...手筈を整える:計画をまとめ、整理する...
...手筈がある仕事:手続きや手順を決めた仕事...
...手筈を守る:計画通りに進めるように注意する...
......
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...ということに手筈(てはず)がきまった...
太宰治 「姥捨」
...何処(どこ)かで奥畑と落ち合う手筈(てはず)にでもなっているらしく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...私は町へ行く手筈(てはず)になっていたのです...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...全国に同志を叫合する手筈です...
豊島与志雄 「自由人」
...拙者は予(かね)ての手筈(てはず)の通り京都へ立退き申すべく……」という文言(もんごん)です...
中里介山 「大菩薩峠」
...一ぺんに縛る手筈が出來て居ります」「田代屋一家を怨む者といふと若しや――?」「氣がつきましたか旦那...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手筈の通りに運ぶのは何でもなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...不愍だが手筈通りにいたせ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...手筈がみなだめになってしまうんですから...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...写真も撮らせる手筈がきまる...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...水上署と協力して一斉に底洗いをする手筈になっていた...
牧逸馬 「上海された男」
...をたのんで滞在して貰う手筈にきめました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...明朝そちらのかえり写真(一家で)とる手筈になりましたから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こう云って門をぬけだす手筈だった...
山本周五郎 「めおと蝶」
...舟と車とですぐ送る手筈をきめて帰った...
山本周五郎 「柳橋物語」
...――先に上陸したお使いとの手筈もあること...
吉川英治 「私本太平記」
...大岳へゆく途中の小猿沢(こざるさわ)の谷川橋で――われわれを待ち合す手筈になっているから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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