...手筈を立てる:会議の進行や計画を作る...
...手筈が狂う:計画通りに進まない、思い通りにならない...
...手筈を整える:計画をまとめ、整理する...
...手筈がある仕事:手続きや手順を決めた仕事...
...手筈を守る:計画通りに進めるように注意する...
...女二人の間には人知れず何事かの手筈が決められた...
石川啄木 「鳥影」
...やるには幾分手筈を極めねばなるまい...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...番頭の方ではお待ち申す手筈に致して置きますが――敷島さんが何ともお話がなかつたので――」さう聽いて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...あらかじめ手筈(てはず)が定めてあったのかどうかは知らない...
谷崎潤一郎 「鍵」
...晩餐ヲ共ニスル手筈デアル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...一度に攻め寄せる手筈になっているのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...夜の明けないうちに届け出る手筈(てはず)ができているんだぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ここへ取寄せるように手筈(てはず)しておきましょう」そういって先生はもう立去りそうな気配であった...
原民喜 「秋日記」
...何本も射込む手筈(てはず)になっています...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...二人でしっぽり楽しんだ上、うまく手筈を、かいたんだ...
久生十蘭 「魔都」
...しくじらねえような手筈を立てなくっちゃあだめだ...
山本周五郎 「さぶ」
...日が経ち過ぎると手筈が狂うということだった...
山本周五郎 「めおと蝶」
...この二枚の名刺を埋めて帰れば万事を終る手筈になっておるのであります...
夢野久作 「暗黒公使」
...近いうちにセミヨノフ軍の参謀の方とお会いになる手筈がきまっておりますこと……...
夢野久作 「暗黒公使」
...みんなが約束した手筈を...
吉川英治 「大岡越前」
...後日の手筈をもしめし合せて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...これまでの手筈を破るような場合には...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...何かの手筈はその晩にすんだとみえて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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