...所望の品が揃っていますか? (Do you have all the items I desired?)...
...彼らは所望の場所に到着するのに時間がかかりました...
...あなたの所望に応じて、カスタマイズした製品をご提供できます...
...私たちは常にお客様の所望を最優先に考えております...
...彼は所望を達成するために、過酷な訓練を受けました...
...そして太郎兵衛の茶席で所望した水のことなどはすっかり忘れていた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...土佐の藩主山内容堂から席画を所望せられて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...しかし、鈍感な老爺はゆるゆると煙草を吸ひ、茶を所望して、休み込んで色々と世間話をはじめるのである...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...私は聞いていて、膝(ひざ)がしびれてかなりの苦痛を味い、かぜをひいたような気持になったが、病身の兄は、一向に平気で、さらに所望し、後正夢(のちのまさゆめ)と蘭蝶を語ってもらい、それがすんでから、皆は応接間のほうに席を移し、その時に兄は、「こんな時代ですから、田舎(いなか)に疎開なさって畑を作らなければならぬというのも、お気の毒な身の上ですが、しかし、芸事というものは、心掛けさえしっかりして居れば、一年や二年、さみせんと離れていても、決して芸が下るものではありません...
太宰治 「庭」
...姥(ばば)ひとり住む山小屋に渋茶一碗(わん)所望しけるに...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...その前に一応の鑑定(めきき)が所望」「いや...
中里介山 「大菩薩峠」
...諸侯方の御所望でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...たって所望の儀は...
中里介山 「大菩薩峠」
...受爵には何の国を所望したものか...
中里介山 「大菩薩峠」
...かつて金三千枚で所望されたとか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...色紙三十六枚に和歌を書いてくれと所望した...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しばしば諸侯から所望(しょもう)されたほどの名誉のものどもで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...所望(しょもう)の成果が得られ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...所望によりて那須の語をなす...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...所望されるまま惣之助氏に肩のコリの灸を...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...この首を所望なら...
吉川英治 「三国志」
...お菊ちゃんに笛を所望したけれど...
吉川英治 「松のや露八」
...直ぐ説教を所望されたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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