...所存ございますか?(May I know your intention?)...
...彼女の所存を確認した...
...所存の通りに行動します...
...所存がない場合は、お手すきの時にでも...
...所存不明のため、進捗が遅れています...
...此方の人体(にんてい)を見とゞける所存ではないのか...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...貴公一人の所存からか」「何?――」「扶持のお召上げは...
直木三十五 「南国太平記」
...不肖ながら我等とても同様の所存...
中里介山 「大菩薩峠」
...家來や家族に不所存なものがあつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...情意のおもむくままに実誼無雑の余生を送る所存なのである...
久生十蘭 「湖畔」
...その場合はこの地つづきに奥行をのばして行く所存」「それにしてもこれでは狭すぎるでしょう」と役人は顔をあげた...
本庄陸男 「石狩川」
...憚りなしに己れの所存を伝へられ...
牧野信一 「歌へる日まで」
...どうなさる御所存でござりまする」露月は呉羽之介を睨(ね)めつけて...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...何の所存(つもり)でまいったか...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...詮義に詮義をかける所存...
三木竹二 「いがみの権太」
...所存と云ふのは大略かうである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...この上なき名物を求めん所存なり...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...よろず所存(しょぞん)にまかせおく...
吉川英治 「黒田如水」
...「おお知らいでは都合の悪いことでござるゆえ」「それは?」「彼奴(きゃつ)へ果し合いを申し込む所存!」と新九郎は早口に...
吉川英治 「剣難女難」
...どんなことでもお答え仕る所存(しょぞん)でござる」と...
吉川英治 「剣の四君子」
...いかなる難関にも身を以てあたる所存ではおりまする...
吉川英治 「私本太平記」
...あくまで大御所と喜憂も共にの所存でおざる...
吉川英治 「私本太平記」
...おめおめは死なぬ所存でおざる...
吉川英治 「新書太閤記」
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