...芸術という文化の「ジャンル」は文化史的には最も直接な所与の現象を示すものだが...
戸坂潤 「映画芸術と映画」
...それは経験的直観の内容、所与、からの独立を意味する...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...自然的及び歴史的な所与であり...
戸坂潤 「科学論」
...直接の所与材料というものは殆んどないと云って好いだろう...
戸坂潤 「技術の哲学」
...即ち所与材料が見出されることは同時にそれが整理されることに外ならない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...それは所与としては秘義である...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...処でこの具体的なる所与の内から...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...どのような複雑な論理もその材料・所与・の上に立って初めて根柢を得るわけで...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この感覚的(経験的)所与に一定の形態(形式)を与えて之を統一に齎すという意味を有っている...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...――直接態の所与のもつ神秘性を解消するものは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...即ち研究は最も抽象的な所与(直接者)から始められることになる...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...所謂外部的な経験の所与はマチマチであるから...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ただの直観ではなくて仕上げのかかったテーゼが内的所与として与えられるのだから...
戸坂潤 「思想としての文学」
...国際的現実から孤立独立した一つの所与と見做し...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...北町奉行所与力筆頭...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...知性とは構成されたものによって所与のものを超える力である...
三木清 「哲学入門」
...知性は構成されたものによって所与のものを超える力であるが...
三木清 「哲学入門」
...これは明らかな奉行所与力だ...
吉川英治 「大岡越前」
便利!手書き漢字入力検索